鯉釣りをもっと自由に楽しみたいブログ

鯉クンの行動

:2012/03/28 

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私自身が釣りをしていて何度も体験して、ちょっと面白いとか、こんなのは聞いたことがない、本などにも書かれていないといった鯉の行動について少しづつまとめてみようと思います。

あくまでも私自身が感じていることなので、事象には別の原因があるのかもしれませんし、そのフィールドだけで起こることなのかもしれません。
ですが、自分では明らかに意識して釣りをしていますし、この理屈でしか言い表せないと感じていることです。

読んでくださる方が通っているフィールドとは条件が違うと思いますので、これらのことが当てはまるかどうかわかりませんし、参考になるかどうかも分かりません。

ですが、こんなこともあるんだ…とか
こんなフィールドもあるんだ…とか
鯉ってこんな行動をすることもあるんだ…  って気軽に読んでいただければと思います。

なにしろ、私だけの思い込みかもしれないのですから…(笑)。

「どけどけ!!」

これは私の体験したことではありません。。。
友人のシルヴァンから聞いた話なのですが、参考になるかと思い、書いてみようと思います。

シルヴァンがあるポイントで釣りをしていた時のことです。
  
その場所は私も良く知っていますが、
ちょっと特殊な形のテトラがずっと入っており、足元が非常に不安定な場所です。
手ぶらで普通に歩くのでさえ滑りそうで怖いところです。

テトラは、護岸から5メートルほどの幅で積みあげられており、おまけに汽水域ですので、水没する部分のテトラの表面はヌルヌルになっています。
正直、釣りをするのには大変危険な場所です。。。
そこは、水深があり、奥に入れてしまうと全くアタリがもらえないので、ポイントは本当にテトラ際になります。

シルヴァンはそのテトラの際にエサを入れていたのですが、5メートルの幅のテトラを何度も行き来するのも危ないので、テトラの穴の中に潜んでアタリを待っていたそうです。

ポイントは目の前、1メートルも離れていないはずです。
その目の前にエサを入れて、隠れながら鯉クンの様子を伺っていたことになります(笑)。

そこへ、三匹の鯉クンがやってきました。
二匹は70台。
もう一本は90台だったそうです。

シルヴァンがドキドキしながら様子を見ていると、一番大きな鯉クン(90台)が、小さい鯉クンたち(70台)がエサを食べようとするのを押しのけ、自分ひとりでエサを完食したそうです。
まるで「どけどけ!!!」と言わんばかりの行動だったそうです。

完食ってことは、シルヴァンはめでたくその90台を釣り上げたってことですね。
竿を片手に、もう片手にはネットに入った重い鯉クンを持って、テトラ帯を必死になって護岸にまで渡ったそうです(笑)。

この大型と小型が混在している群れがエサを見つけた時、大型が小型を押しのけて自分がエサを独占するって行為は
私自身、知識としては知っていましたが、実際に目にしたことはありません。
それがはっきりと目視できたのは、非常に面白いですね。

群れの中に大型が混じるとこういう行動を取られてしまうので、基本的に群れは同じようなサイズが揃うってことなんでしょう。

ですが、仮に大型が混じっていたとしても、全てこのような行動を取るかどうかはわかりませんが…。

またシルヴァンは、こんな話もしてくれました。

彼は学生時代、魚の行動について研究していたそうです。
人工的な川(おそらく大型の水槽のようなものなのでしょうか)を作り、そこに研究対象とする色々な魚を入れ、
その川の中が見えるよう設けられた覗き窓から、エサを入れたりした時の様子などを観察していたそうです。
  
川と彼は説明していましたが…
形状や流れがあるのかどうか、
どの程度の大きさなのか等、詳しいことは聞いていませんので、分かりませんが。

また、その川の中に入れた魚の中には、同じ種類の魚であっても大きさが異なるものも居たそうです。

そんな状態の川にエサを「少量」入れるとどうなるか…
最初に書いた鯉クンと同じように、大型の魚が小型を押しのけてエサを独占したそうです。
まるで「どけどけ!!」と言わんばかりに(笑)。

鯉クン以外でも同じ行動を取るんですね。。。

で、エサを「大量」に入れるとどうなるかというと… 大型も小型も、サイズに関係なく、一斉にエサを食べ始めるそうです(笑)。

もうこうなると、魚のサイズは関係ないんでしょう(笑)。
全ての魚が必死になってエサを食べている様子が想像できてしまいます。

上記の二つの話と同じような状況が、私たちが普段釣りをしている場所で起きているとか思うと、大型を釣るためには、フィーディングがどれほど重要な役割を占めているかが分かますよね。

勿論これは、上記の二つの話が他のフィールドでも同じように起こっていると仮定した場合です。
場所が変わると起きないのかも知れません。
エサの量や食べ易さ、魚の嗜好にもよるでしょうし、環境にも影響され、同じことが起こるかどうかは分かりません。

ですが、生物の本能としては、充分ありえる事なんだろうとは思います。

とは言うものの、ポイントを間違っていると、フィーディングの仕方や内容は意味を成さなくなってしまいます。

また、投入ポイント周辺に、大型の鯉クンが居るかどうかって問題もありますよね。
それに、鯉クンがポイントに入ってくるまでの間に、他の魚に食べられてしまうと意味がありません。

要するに…
いかに状況を正しく把握・判断し、その状況に応じたフィーディングができるかどうか…
これが分かれ目なのかもしれませんね。。。

難しそうですが…考え出すとワクワクしますね(笑)。

「逃亡せず」

鯉釣りで良く聞く話ですが…
鯉クンがヒットして100メートル以上走られたうえ、カカリに逃げ込まれてバラしてしまった…こんな話を良く聞きます。

私自身もそんな異様な走られ方をしてバラした経験が過去に一度だけありました。
でも、逆に全く走らない鯉クンを釣った…正確には「釣れていた」経験があります。

それはT川に釣行していた時のことです。
その時は、ロッドを川の手摺に立てかけただけで、バイトアラームもセットしておらず、竿先の曲がりとリールのドラグ音だけを頼りに釣りをしていました。
昼間は竿先を見ることが出来るのですが、陽が落ちて暗くなるとドラグ音だけが頼りになります。
  
時合いのタイミングになっても全くアタリもない、つまりドラグ音が鳴りません。
とりあえずベイトチェンジして打ち直そうと思い、ヘッドライトを点灯させ、竿のところまで行き水面をふと見ると…
ヘッドライトの明かりに一匹の鯉クンが浮かび上がりました。
距離にして岸から5メートルほどです。
こんな所に居るんだって思い、ヘッドライトで様子を見てみると、全く逃げる気配も無くじっとしています。

赤信号

よくよく見ると、この鯉クンは口のところに小さな赤い玉のようなものをぶら下げています。
この赤い玉ってなんだろう??
もしかして玉ウキを使って釣りをしていた人の仕掛けをブッチしたのかな??なんてことを考えましたが、それなら口元に玉ウキがあるのも変です。

考えても分からないし、逃げようともしないので、気にしないでベイトチェンジをしようと竿を上げラインを巻き取り始めました。

リールを巻き始めると、ラインが弛んでいるのが分かりました。
えっ? なんだこれ。。。

そう思って弛んだラインをどんどん巻いていくと、さっきまでヘッドライトに浮かび上がっていた鯉クンのところまでラインが動いていき、その途端、口に赤い玉を付けた鯉クンが走り始めたのです。

青信号

そうです。
さっきまでヘッドライトで見ていた鯉クンは、私の赤いシモリウキをセットしたスノーマンにヒットした鯉クンだったのです。

ベイトを入れていたのは岸から8メートルほど。
喰い上げてから3メートルほど手前に寄ってきて、そこでじっとしていたのです。
アラームもセットしていないし、ラインの動きなんか真っ暗で見えないので、私にはヒットしたことが全く分かりませんでした。

普通は鯉クンがヒットすると、ドラグを締めて竿先を曲げてやりとりします。
その時、鯉クンにはオモリの負荷だけでなく、竿の負荷、ドラグによるラインの負荷がかかります。

ですが、この時の鯉クンにはオモリだけの負荷しか感じられなかったわけです。
負荷が感じられなかったからこそ走らなかったのではないか…私自身はそう思っています。
もともと走らない鯉クンだったのかって言うとそうではありません。
私がラインを巻き取り、竿を曲げた途端に走り始めたのですから。

このことがあってから、鯉クンのやりとりについて色々考えることが増えました。

つまり、やりとりを強引にし過ぎると余計に取り込みが大変になってしまうんじゃないかって。。。
だからと言って、負荷をかけないと(ドラグをある程度締めてラインを巻き取っていかないと)いつまでも取り込めませんし(笑)。

その中間の理想的なやりとりがあるのではないかって、そう思っています。
鯉クンとやりとりする時には、常に理想的なやりとりを模索しながらやりとりしています。
今思っているのは「鯉クンの気持ちを考えながらやりとりする」ってことでしょうか。。。
難しくて、なかなかできませんが。。。

全ての鯉クンがこのような動き方をするのかどうか分かりません。
また、養殖鯉だったからこんな動きになったのか、日本に昔から居るいわゆる野ゴイと言われる種類でも同じように動くのか…。
私の経験からでは分かりませんが、少なくともこの経験は私には忘れられない出来事でした。

これを読まれた方は是非一度試してみてください。
カカリの無いような場所で、ラインをゆるゆるにして負荷をかけないようにし、鯉クンが行きたいようにさせてあげると、どうなるのか。

もしかすると、私の場合と同じようにその場から逃げないでジッとしているかもしれませんよ。
それが何かを考えるきっかけになるかもしれません。。。

「ラインへの反応」

鯉釣りでは通常、鯉クンはラインを嫌う、もしくは警戒するので、悟られないようにラインを沈めた方が良いと言われています。

ここで言っているラインとはミチイト、つまりリールに巻いてあるラインのことですが、私もずっとそう思っていましたので、落としオモリを使える場所では極力使ってきました。

また、落としオモリが使えない場所では竿先をなるべく寝かすか、ラインを弛ませて少しでも水底とラインとの角度が立った状態にならないようにしてきました。

これはあくまでも鯉クンがラインを警戒してポイントから逃げてしまったり、アタリが遠くなったりするのを避ける狙いでやっているのですが、先日ちょっと面白い光景を見たので、ここでちょっと皆さんに説明してみようと思います。

その日は数日続いた寒波が緩み、ぽかぽかとした陽射しが暖かな日でした。
こんな日は陽があたる浅場にはきっと沢山の鯉クンが群れているんだろうなって思いながらある川の西向きの場所に行きました。

ラインへの反応イメージ

(イメージ画像)

近くまで行くと、西日が川岸をぽかぽかと照らしているのが分かります。
案の定、そのヘチには沢山の鯉クンが浮いていました。

この場所はカーブの外側になります。
ですから、内側と比べると深い場所なのですが、それでも護岸のヘチには泥が堆積して多少浅くなっています。
その浅くなったところが西日に照らされて暖かくなり、水温が上昇しているのでしょう。
そっと川を覗いてみると、小さいサイズから大きいものでは90台の鯉クンがゆったりとまるで日向ぼっこをしているように浮いています。

実はこの場所で夜の下げ潮のタイミングを狙うつもりでいましたので、浮いている鯉クンをアテにしていたわけではありませんが、もしかすると、これだけ集まっているのなら水底には喰い気のあるのも居るのかもなぁ…なんて思っていました。
そんなことを考えながら仕掛けを投入しました。

しばらくすると、70台ぐらいのペアの鯉クンが水面に垂らしたラインの方に向かってゆっくりと泳いでくるのです。
私はこのペアの鯉クンはラインを見たらどうするんだろうと、水面を覗き込んでいました。
ペアの鯉クンはどんどんラインに近づいてきます。

5メートル…

3メートル…

1メートル…

30センチ…

10センチ…

そしてラインが水中に入っている所まで来ました。。。

ラインの入っている場所まで来ると…
まるでラインに身体をこすり付けるかのようにして上流に向かって泳いでいきました…。
びっくりです。
ラインを警戒するどころか、まるでこすり付けるようにして、しかも全く何事もなかったように知らん顔で通り過ぎていきます(笑)。
私はてっきりラインに気がつくと逃げるものだとばかり思っていましたが、ペアの二匹共に全く変化無しでした。
  
この場所で浮いている鯉クンたちは暖まりにきているだけで、喰い気があるわけではないので、ラインを警戒する必要が無いのかもしれません。

ですが、あまりにも予想と違う反応に驚きました。
本当の小鯉であればまだ納得できるのですが…
二匹共に70台ぐらいのサイズです。

これが水底にいる喰い気のある鯉クンならまた違った反応になるのかもしれません。
水底にある、普段見たことが無いような丸い塊が美味しそうな香りを放っているのですから、警戒もするかもしれません。
その美味しそうな香りの塊の近くにあるラインが浮いていたら、警戒もするのでしょうが・・・。
また、養殖鯉ではなく、野生の鯉であれば様子も違ったのかもしれません。
  
私は、この今まで知識として知っていた反応と全く違う様子に、鯉クンって何て大胆なんだろうって思いました。
まあ…大胆って思っているのは人間の勝手な思い込みかもしれません。
本当は鯉クンたちは何も考えていないのかもしれませんね(笑)。

いずれにせよ面白い体験をしました。
まあ、これを見たからといって、ラインを沈める工夫をやめるつもりはありませんけど(笑)。
水底の様子までは見ることが出来ないですから、自己満足になるかもしれませんが、少しでも自分が不安に思うことは今後も極力排除していくつもりです。

「喰い逃げ」

「喰い逃げ」って書くと何のことだろうと思われるかもしれませんね(笑)。
ですが、こうとしか言い表すことができないので、あえてこう書かせていただきます。

私の良く行くフィールドにT川があります。
完全な都市型河川で、都市排水が流れ込み、水質は非常に悪いです。
水の見た目はそれほど汚れている訳ではないのですが、全国でもワースト10に何度も入っている川です。
ですが、その分大きな鯉クンがいる川です。

この川は下流に行くと完全なコンクリート護岸になっていて、護岸は遊歩道にもなっていますので、多くの人達が散歩したりジョギングしたり、犬の散歩をしていたりと、釣りをするには落ち着かない場所でもあります。

こんな場所で竿を出しているのですから、通る人達が竿の入っている場所で水面を覗き込んだり(竿のすぐ横から覗き込まれます)、竿のすぐ横からこちらに向かって大きな声で話しかけたり、ジョギングの足音がしたり(遠くからだんだん近づいてきます)して、普通に考えると、鯉釣りの妨げになることも多いです。

でも、そんな時に限ってヒットすることがあるのです。
それまで一度もアタらなかったのにです。。。
勿論、通行人はびっくりです(笑)。
ほとんどの人が「うぉっ! びっくりした!」って言います(笑)。

ちなみに…
エサを入れているポイントは岸から5~10m以内。
場合によっては、護岸のヘチに沿って入れている場合もありますから、岸から30センチ以内(笑)。
もちろんポイントにいるであろう鯉クンからは遊歩道を歩く人影は丸見えです。
覗き込んだりすると、顔まではっきり見えるかも知れません。

こんなこともありました。
ポイントに到着してまず自作ボイリーだけをフィーディング。
その後パウダーのダンゴを入れようと練りエサをダンゴに握ってポイントに投げ込み、1秒程でヒットしたのです。

この時のポイントは岸から5mほどで、水深は70~80センチ(笑)。
感覚的にはドボン!と入れて、一呼吸した瞬間にジャーってドラグ音が鳴り始めました。
実はダンゴは3個作ったので、まだ手に二個のダンゴを持っていました。
最初はダンゴがラインに引っ掛かってラインが出てるのかなって思ったほどでした(笑)。

普通の考えだと、鯉クンは警戒心が強いから、静かにしないと釣れないとか、なるべく姿を隠さないといけないとか思いますよね。
ですが、人が覗き込んで姿を見せたり、足音が近づいてきたり、ダンゴをポイントのすぐ上でドボンと投げ込んだ時にヒットしてくるのです。
そんなことが今までに何度もあるのです。

想像するに…
ポイントにあるエサを喰いたくて仕方が無い鯉クンが、どうしようと思って迷っている時に、逃げなければいけない状況、つまり… 人影が見えたり、物音がしたりして逃げる際、その鯉クンはとりあえず目の前にあるエサだけ早く喰って逃げようとしたのではないか…って思っているのです。

多分、人影や物音がなかったとすると、もう少し待っていれば普通にヒットしたのかもしれません。

でも何らかの刺激が迷っている状況の時に重なると、とりあえず喰うだけ喰って逃げるって行動になるのではって思っています。
この行動を私は「喰い逃げ」と呼んでいます(笑)。

食い逃げイメージ
 
普通の鯉釣りのセオリーからは大きく逸脱していることは十分理解していますが、これでしか説明が付かないのです。
逸脱していると思っているからこそ、あえて取り上げたのです。

このことを考えだしてから、私はあまりにもアタリが遠い時、わざとポイントの前に姿を見せる事があります(笑)。
ですが、狙って「喰い逃げ」を誘うことはできないようです(笑)。

ここで言いたかったのは、鯉クンにとって、どんな時でも警戒心が最優先であるとは限らないのかもしれないということです。
いつでも警戒心が最優先であれば「喰い逃げ」のような状況は起こりえないのですし、それでしか説明が付かないのです。

最初にも書きましたが、
この現象は私の考え過ぎで、単にタイミングが合ってしまっただけなのかもしれません。
また、私が良く行くポイントだけでしか起こらず、地形的なもの、河川の状況、地合いなど色々な要素が影響しているのかもしれません。

ですので、この内容を読まれた方が、ご自分のフィールドでも同じように起こると思われると困ってしまいますが…。
ただ、このような現象が起きる事もあるということを知っていただければと思います。

「狂喜乱舞」

「喰い逃げ」に続いて「狂喜乱舞」です(笑)。
変わったタイトルですが、これも珍しい体験でしたので、この「体験記」で書いてみようと思います。

「喰い逃げ」で登場した同じT川での出来事です。
この川の水は、見る限りは比較的綺麗ですので、偏光グラスなどをかけてじっと川を見ていると、鯉クンの姿を見つけることが出来ます。

勿論、濁る時もあるので、いつでも水中が見えるという訳ではないのですが…。

そんな川で竿を出していたある日のことです。
その日はアタリが遠く、朝イチから竿を出していたにも関わらず、お昼ごろまで一度もアタリをもらえませんでした。
それで、投入場所を色々変え、ポイント周辺をウロウロと観察していた時、上流から鯉クンの群れが下流に向かってゆっくりと泳いでくるのを見つけました。
群れの中に色鯉が居たので、様子がよく分かります。

色鯉

(イメージ画像)

群れは70台から80台のサイズが10~15匹程度で、ゆったりと泳いでいます。
泳いでいる場所は岸から5メートル程の距離。
私がちょうど餌を入れている距離です。
見ていると、水底には全く興味がないようで、ひたすらゆったりと下流を目指しています。

餌を入れているポイントまで50メートル程上流で発見したので、このまま行けばちょうど餌を入れている場所に来ます。
やった!このまま行けば釣れるかも(笑)って思って、足音をさせないようにポイントまで観察しながら付いていくことにしました。

やがて…
群れが餌を入れているポイントまでやって来ました。
その途端、今まで綺麗な隊形を取って泳いでいた鯉クンが急にバラバラに動き始めました!
しかも、今までゆったりと泳いでいたのに、すごいスピードでフィーディングしてあるポイントの上を泳ぎまわっています。
偏光グラスをかけていても全て見えるわけではないのですが、どうやら4~5メートルぐらいの範囲を飛ぶように泳いでいます。

今までのゆったりした泳ぎ方を見ていた私にはまるで狂ったように見えます。
その動きは、まるで「狂喜乱舞」しているようでした。
喜んでいるかどうかは分かりませんが…(笑)。

狂喜乱舞イメージ

狂喜乱舞のイメージです(笑)。

だからと言って、水底の餌を捕食しているわけではありません。
ひたすらポイントの辺りを狂ったように泳ぎ回っているのです。

その「狂喜乱舞」は時間にして2~3分程度でしたが、そのうち乱舞している鯉クンはだんだん少なくなっていき…、
いつの間にか姿は見えなくなりました。

DVD等で鯉クンが餌を捕食する水中映像を見たことはありましたが、それは餌が入っているせいぜい1メートルほどの狭い範囲しか撮影されていませんでした。
5メートルぐらいの広い範囲での動きを見たのは初めてです。

決して私の竿のラインを察知して逃げ惑っているといった感じではありません。
その時ラインは、護岸のヘチから落とし錘を入れて水底を這わせていました。
ここの水底はやわらかいドロ底なので、おそらくラインは完全にドロに潜ってしまっているはずです。

竿先もほとんど水面に出てません。
それに観察している間、私は極力身を屈めて刺激しないように見ていましたし、
ポイントに来るまでは全く問題なかったのです。
だから決して鯉クンを驚かす要素は無いはずです。

どうしてこんな行動をとったのか…私には良く分かりませんが…
もしかすると…
フィーディングに反応したのか…と言ってもアタリはなかったのですから、反応したとは言えないのかもしれません。
もしくは…フィーディングに警戒したのか…だとすればさっさと逃げればいいだけだと思うのですが…。

もしこの群れが喰い気たっぷりの鯉クン達の群れであれば違う行動をとったのかもしれません。
ですが、この時は一切アタリはありませんでした。

いずれにしても不思議な体験でした。

この体験は釣りをするにあたっては何も参考にならないかもしれません。
ですが、こいうこともあるのだということを知っていただければと思います…。

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