鯉釣りをもっと自由に楽しみたいブログ

こんな鯉釣り専用ロッドがあればいいのに(妄想篇)

:2013/03/11 

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最近、暖かいですね。
急に暖かくなってしまって、違和感があるくらいです。

でも、そろそろ春の鯉釣りができますね。ワクワクしてきます。。。

先日から何度か、時間がある時に、近所の川でキャスティングの練習をしてきました。
その時に、以前からロッドに関して思っていたことがだんだんはっきりしてきたので、ちょっとまとめてみようと思います。

キャスティング練習には、普段鯉釣りに頻繁に使っている振出投げ竿とカープロッドを使いました。

  • 振出投げ竿はSHIMANOスピンジョイ405FXT
    この竿は4.05mで、標準錘負荷が23号の廉価版投げ竿です。
    要するに、ちょい投げ用の竿ってことですね(笑)。
  • カープロッドはUKダイワのロングボウ3.6m3.5ポンドです。
    練習に使ったリールは旧型ダイワクロスキャスト5000
    ミチイトはPE2号(25m毎に色分け)で、チカラ糸は使用していません。
  • 投法は私のオリジナル投法です。
    オーバースイングではなく、ややスリークォーター気味で、腰の回転を重視した投げ方です。
  • 仕掛けは地面に付かないようにしてセット。
  • フルスイングではなく、8割ぐらいにセーブしました。
    チカラ糸も使用していませんし、思い切り振るとどうなるか分からないので(笑)。
    チカラ糸も無し、錘も地面に付かないよう投げたってことは、実際の鯉釣りと同じセットアップってことです。
    でも、練習ですので、リグやエサは付けていません。
  • 錘は円盤錘の25号、30号、35号を用意し、名古屋天秤の下端にスプリットリングでセット。
    天秤の中間にあるスナップはカットしました。

あくまでも、私自身が、同じ投法、同じチカラ加減で投げてみて飛距離を比較したってことですので、他の人が投げるともっと飛ぶかもしれませんし、飛ばないかも知れません。
飛距離については単なる目安と思ってくださればと思います。

練習した場所の対岸は草ボウボウのところで、人は入れません。
いくら飛ばしても、また左右にブレたとしても、誰にも迷惑かかりません。
また、練習場所も、広い場所で、周囲に誰も人がいないことを確認してからやりました。
  
  
まずロングボウで試してみると…

  • 錘を25号で投げた場合は115mぐらい。。。
  • 錘を30号にしてみると、少し飛距離が伸びて120mぐらいです。
  • 錘を35号にしてもあまり変わりませんでした。

今度は振出投げ竿です。 

  • 錘25号で約130mくらい。対岸まであと10mってほどまでいきました。
  • 錘を30号にすると、ちょっと落ちて125mぐらい。。。

結果は…廉価な振出投げ竿の方が飛んでますよね(笑)。

まあ、竿の長さが45cmも違うので、比較すること自体おかしいのかもしれませんが。。。
確か…ロングボウのカタログデータは、最大飛距離160mってなっていたような記憶が(笑)。
ヤード表示だったかな…ちょっと正確に覚えていないですが…。

まあ、ラインをPEの0.8号とかにして、チカラ糸を付け、海の投げ釣りのように仕掛けを地面に引きずるようにして投げれば、私でも140mぐらいは飛ぶのでしょうか?

でも、実際の鯉釣りの投法やセッティングとはかけ離れてしまいます。
こんなことから、振出投げ竿って、やっぱりいいよなぁって思ってしまいました(笑)。

私のwebsiteをみていただくと分かりますが、
私自身は鯉釣りに今回使用したSHIMANOスピンジョイ405FXTを良く使っています。
これ、すごく使い勝手が良くって気に入ってます。
持ち運びはコンパクトで便利だし、
セッティングや撤収は楽で早いし、
よく飛ぶし、
硬さを適切に選んでいたら、鯉クンとのやりとりもし易いです。

それに、石鯛竿や鯉竿と違って、穂先も太めなので、折れにくいです。
唯一、振出投げ竿の欠点があるとしたら、竿の曲がる頂点が手元から遠いってことでしょうか…。

鯉クンに一気に走られると、その引きを手元で強く感じてしまいます。
腰の部分が強いために曲がらずに、比較的先のほうでチカラを受けるからでしょう。
ってことは、強引にやりとりしてしまうと、ラインに負担がかかりやすいってことでもあります。

そんなこともあって、私が鯉釣りに投げ竿を使う際には、ラインをワンランク太くしています。
ということは…
曲がる頂点を少しだけ手元に近くできれば、もっと理想的なのかもしれません。
勿論、そうすると飛距離は落ちてしまうのかもしれませんが、そこまで飛距離を求めることって、
実際にはほとんど無いと思うので…。

どうして振出投げ竿ベースの鯉竿って無いのでしょうね?
あっても良さそうなんですが…。
ってことで…
ここからは私の妄想篇です(笑)。

こんな鯉釣り用のニュータイプロッドがあればいいのになぁって妄想してみます(笑)。
妄想といっても、現実的に無理なことでは意味無いので、現実的な妄想をしてみます(笑)。
メーカーさんがその気になれば簡単にできるって範囲で妄想してみましょう(笑)。

妄想①普通の振出投げ竿よりも若干スローテーパーであること
こうすることで、曲がりの頂点が、若干手元に近くなって大物の引きも受け止め易くなるでしょう。。
決して、腰の無いペナペナの竿にするって意味ではありません(笑)。
振出って構造から、あまりスローテーパーには出来ないのかもしれませんし、ブランクの厚みもあまり厚いものにできないのかも知れませんが…。
   
このテーパーの具合で、後述するカーボン含有度が理想より高くなったとしても、弾く動作が少なくなるでしょうし、細いラインでも気にしないで使えると思います。

妄想②カーボン含有率があまり高くないものであること
本格的な投げ竿のようにカーボン含有率が高くなってしまうと、鯉クンとのやり取りの際、非常にシビアなやり取りになってしまいます。
それは竿の元に戻ろうとするスピードが早すぎる為です。
例えば、鯉クンが頭を振った時、含有率の高い竿だと、振り回される錘が竿先で弾かれて、余計に振り回されているのが分かります。
こうなると、バレるのも気になってしまいますが、それに対処しようとすると、やりとりは本当に繊細でなければならなくなり、すごく疲れてしまいます。
カーボン含有率を抑えると、こういう心配も無く、やり取りはすごく楽なものになります。   
それに、グラス100%のロッドを作ることは、現在では逆に高価なものになってしまうのではないかと思います。

また、飛距離は多少犠牲になるかも知れませんが、充分ではないでしょうか。
但し、①で書いたスローテーパーが強くなる場合、カーボン含有量が比較的高くなったとしても扱いやすいと思います。
   
妄想③長さは3.9~4.05mぐらいであること
ある程度の飛距離を求めながらも、やり取りし易く、しかも足元にカカリがある場合でも回避可能な長さを考えると、このぐらいがジャストサイズかもしれません。
この長さなら、一人でのタモ入れも全く問題ありません。

妄想④錘負荷
標準錘負荷は25号程度。
これよりも重い30号が標準だと、ちょっと硬すぎる感じがしますし、軽い錘を使用する際に竿を曲げられず、飛ばなくなります。

妄想⑤TOPのみSicガイド
ガイドって、竿の価格帯を決める重要な要素でしょう。
無理に全てをSicにしなくてもいいですが、せめてTOPガイドぐらいはSicにしてくれればいいなぁって思います。
鯉釣りに使用するラインって、大多数がナイロンでしょう。
勿論、PEやフロロを使う人も居ますが、そこまでラインにこだわる釣りをする人は、それなりのロッドを使うでしょうし、今回は対象として敢えて外します。。。
それであれば、価格帯も比較的抑えられるのでは…。 

それと、カープロッドでは大口径ガイドが多いですが…
正直なところ、どれほど効果があるのか、私には分かりません。
TOPガイド以外は普通の振出投げ竿と同じ遊動式ハードガイドで充分だと思っています。
  
妄想⑥ガイドホールド
#1の遊動ガイドを固定するもので、ガイドが穂先側に抜けたり、回らないようになります。
遠投する際には、これがあるのと無いのでは、トラブルの具合が全く違います。
 
私が使っている振出投げ竿SHIMANOスピンジョイ405FXTには付いていないのですが、これは是非欲しい。。。   
妄想⑦色
振出投げ竿って、基本的に海で使うモノですので、色はいずれも派手なものがほとんどです。
鯉釣りには実に似合わないと思います。これは私の個人的な趣味ですが(笑)。

そこで、色は黒や茶系、緑系、カーボン調などの落ち着いた自然に溶け込むような色であればいいかなぁ。
ま、このへんは個人の好みでしょうが…。
   
勝手なことを書いてみました(笑)。
こうやって書くと、カープロッドと振出投げ竿の中間的なモノってことになるのでしょうか。
こんな竿があればいいのにって思うのは私だけでしょうか。。。
これだったら、本格的な鯉釣りにも、入門者にも使えるんじゃないかな…。
オシャレって感じじゃないかもしれないけど、大物狙いでも通用すると思うんだけどなぁ…。
  
あ…肝心なこと、書くのを忘れてました!
値段はなるべく安いのがいいです!
これ、大事です!(笑)。
いくら高くても、1万5千円位までであれば最高です。

でも、そんなに無理なことは言ってないから、できるような気がするんですが。。。
こんな竿ができたら、ヨーロッパのカープロッドなんて目じゃないって思うのは私だけかなぁ…。

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