ゴカイを狙っている鯉を釣るポイントとは
:2019/02/17 :鯉釣りポイント
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相変わらず忙しくて初釣りにも行けない状況が続いています。
もう長く休みがありません。
さすがに疲れてきました…。
今日はちょっと息抜きをして、以前から思っていたことをブログにまとめようと思います。
バチ抜けの日には釣れなかった
冬の時期、河川の汽水域で鯉釣りをする際、ゴカイのバチ抜けが鯉の動きに大きな影響を与えることはご存知だと思います。
大量のゴカイが抜けて流れていくのですから、鯉はもちろんですが、ほとんどの魚が夢中になって捕食しようとします。
バチ抜けの時の鯉はゴカイにしか目が向いていませんから、ボイリーで釣りをしている時にバチ抜けがあると、まず釣りになりません。
数年前の冬のことです。
その日はいつも半夜釣りをするポイントで竿を出していました。
そのポイントでは少なくても2~3度はアタリをもらえるのですが、その日はどうしたことか、全くアタリがありません。
モジリやハネも全くなく、浅場に鯉の姿が見えません。
どうしてか全く理解できず、ガッカリしながら撤収して帰ろうとしたときです。
ふと水面を見ると、小さな木の枝のようなゴミが大量に流れています。
何だろうと水面をライトで照らしてみると、ゴカイです。
見渡す限り、川全体に広がるようにゴカイが流れていたのです。
ものすごい数でした。
おそらく、抜け始めたタイミングには流芯(私が釣りをしていた場所の対岸)を流れていたので気が付かなかったのでしょう。
潮が下げ始めて浅場にも流れてきたのだと思います。
こんなに大量のゴカイが流れていたら、ボイリーなんかに振り向くはずはありませんよね。
バチ抜けは一気に大量のゴカイが抜けるのではない
ゴカイのバチ抜けはある日突然、一気に起こるわけではありません。
最初は少しだけ抜け、次のタイミングで少しづつ抜ける量が増えていきます。
そして上に書いたように大量に抜ける日がきます。
バチ抜けの量は年によって異なり、大量に抜ける年や、少量しか抜けない年もあるようです。
ゴカイの生涯と鯉の捕食
一口にゴカイといっても実際には種類が多く、生態も様々なようです。
詳しい生態はあまりはっきりと解明されていないようですが、一般的に11月頃から4月頃にかけ、成熟した雌雄が水中に抜け出して受精し、生殖活動をしたゴカイは死んでしまいます。
この行動がバチ抜けと呼ばれるものです。
バチ抜けで生まれたゴカイの幼生は、水中を泳いで浅場の砂や泥の中に生活するようになり、翌年の11月頃になると生殖活動を行います。
つまりゴカイの寿命は、ほとんどが1年ということです。
バチ抜けしてしまうとゴカイのほとんどがいなくなるわけですから、ゴカイの幼生が鯉のエサになりうるほど大きくなるためには時間がかかるわけです。
ここからは想像でしかないですが、おそらく鯉はバチ抜け期間が終わるとゴカイを捕食できるのは約1年後ということになるのではないでしょうか。
鯉がゴカイを探し始めた時に効果的なポイント
鯉がゴカイをエサだったと思い出すのか、改めて認識するのかどうかは分かりませんが、前回のバチ抜けからおよそ1年後、鯉はまたバチ抜けに遭遇するわけです。
前述したようにバチ抜けは一気に大量のゴカイが抜けるわけではなく、最初は少量が抜けるだけですから、その時点でゴカイのことを思い出すのか、再認識するんでしょう。
そこでゴカイを求めてあちこちを探すんじゃないかと私は考えています。
冬に調子が上がるポイント
多摩川でも鶴見川でも同じなのですが、冬になると鯉が良く釣れるようになるポイントにはある傾向が見られます。
ひとつは温排水が流れる場所です。
これは鯉釣りをする人なら誰でも知っていることでしょうから詳しくは書きません。
そして実はもうひとつあるんです。
それはゴカイが豊富な場所ってことです。
ゴカイが多く生息していると、その場所に鯉が入ってきます。
多摩川のある場所は過去にゴカイが多く生息していたのですが、最近は水底の地質が変化したからか、ゴカイが見られなくなりました。
すると鯉があまり入ってこなくなりました。
もちろん鯉は回遊しているので、多少は回っては来るのですが、明らかに手前の浅場に入ってくる個体数が減ってしまいました。
鯉はゴカイがいなくなってしまったことを知っているんでしょう。
そしてゴカイが生息している場所の中でも、特に多くのゴカイが生息している可能性の高い場所があります。
そこは多くの鯉がゴカイを求めて入ってくる可能性の高い場所といえるわけです。
光の当たっている場所にゴカイは多く集まる
ゴカイが生息しているエリアの中でも、特に多くのゴカイが潜んでいるのが、光が常に当たっている場所です。
ゴカイの幼生は光を感じるとその方向に向かって動く走行性があるそうです。
参考サイト:https://www.brh.co.jp/communication/shinka/2016/post_000021.html
これはすなわち、光が常に当たっている場所にゴカイの幼生が集まり、その場所で一年を過ごすということなのでしょう。
このことは以前から感じていたのですが、実例を挙げると、多摩川のある場所は砂混じりの比較的キレイな水底で、多くのゴカイが生息しています。
実はこの場所は、多摩川に架かる橋の夜間照明の光が当たっている場所です。
橋の真下ではなく、明らかに照明の光が当たっている場所に多くゴカイがいるのです。
このようなことは鶴見川でも経験しています。
以前、冬に半夜釣りをしに行った時、暗い場所ではアタリがもらえなかったのに、明るい照明の光が当たる場所にだけ大型の鯉がウロウロしていました。
それ以外の場所はライトを照らしてみても鯉の姿を見つけることはできませんでした。
どうしてこんな姿が丸見えになる場所にだけいるんだろうと、不思議に思いました。
しかもこの時は、少量のバチ抜けがあったようで、おそらく鯉はゴカイを探していたんだと思われます。
水底が砂混じりのキレイな底で、光が常に当たる場所はポイントになる
ゴカイは習性として光に向かって集まってくるのであれば、光が常に当たっている場所、夜間照明や電飾、街灯などの光が川面を照らしているところにはゴカイが多く集まっている可能性があります。
ただし水底がヘドロ底などではゴカイが生息することはできませんので、光が当たる場所のなかで水底が砂混じりのキレイな底という条件がついてしまいますが、そのような場所には確実に周囲よりゴカイが多く生息しているはずです。
都市河川にはこんな場所、たくさんあるのではないでしょうか。
バチ抜け初期の少量しか抜けていない段階なら、鯉はそんな場所に入ってくる可能性が高くなるはずです。
参考になさってみてください。
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