最悪だったわずか20分の鯉釣り
:2024/10/06 :釣行記
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前回のブログで、自宅から30分かからずに行ける相模川へ鯉釣りをしに行き、底探りもしないまま、何も考えずに仕掛けを投入したにもかかわらず、2度もアタリをもらったことを書きました。
このことに味をしめ、先日また同じ場所に鯉釣りに行ってきました。
が…今回の釣行は最悪でした…。
笑い話として、読んでやってください。
その日は天気予報によると18時ごろから雨の予報になっていました。
念のために天気予報だけじゃなく、雨雲レーダーも見て、夕方まで降らないことを確認しました。
ちなみにこの場所は駐車場所から少し離れており、車で待機してアタリを待つなんてことはできません。
車からは草むらをかき分けて歩かなければならず、道具一式を大型リュックに詰め、ロッドを手にして担ぎ込むわけです。
急に雨が降っても車でアタリを待つなんてことはできません。
そのため、しっかりと天気予報と雨雲レーダーまで確認したわけです。
18時ごろから降るとすれば、16時ごろに撤収すれば大丈夫だろうと考え、レインウェアも用意せず、お昼に出発しました。
途中のコンビニで釣り券とお昼ご飯を購入し、現場に到着したのが12時半ごろ。
今にも雨が降りそうな空模様ですが、雨雲レーダーまでチェックしたんだから大丈夫と自分に言い聞かせ、エサをパラパラ撒いてからタックルの準備を始めました。
準備するのに先日ほどあたふたすることはありませんでしたが、それでも40分ほどかかってしまいました。
仕掛けを投入し、椅子に座ってコンビニで買った缶コーヒーを飲みながら一服。
ふと仕掛けを投入した付近をみると、小さな亀が水面から顔を出しています。
こりゃ亀にエサを食べられてしまったかとも思いましたが、とりあえずコーヒーを飲み終えてから仕掛けをチェックするつもりでした。
ゆっくりコーヒーを飲んでいると、手や顔に霧雨のような雨粒が…。
でも本降りは夕方だから、まあもうしばらくは大丈夫と思っていたのですが、霧雨からはっきりとした雨粒に変わり始めます。
ありゃ…でもすぐに止むはず…とまだ能天気な私。
でも雨はだんだん激しくなってきました。
さすがに、こりゃダメだぁ…撤収しようと竿を上げると、亀がいた場所に投入してあった仕掛けにはエサが付いていません。
やはり亀に食べられていたようです。
ガッカリしながら撤収し始めましたが、それでも完全に撤収し終わるのに30分はかかります。
その間も雨はどんどん激しくなってきます。
道具は全てびしょ濡れで、アンフッキングマットとランディングネットは鯉も釣れていないのに思いっきり水を吸っています。
やっとのことで撤収して車に荷物を積んだ時には、全身びしょ濡れでした。
ちなみに、竿を出していた時間は実質20分ほど。
つまりこの日の釣り券はわずか20分で使い終わったわけですね…。
でもタックル準備には40分かかり、撤収にも30分かかっています。
釣りをしている時間より、準備と撤収の方がはるかに時間が掛かっています。
しかも全身はびしょ濡れで、靴の中にも雨が沁み、歩くとグチョグチョ音が…。
あまりにもばかばかしくって、笑えてきます。
自宅に帰って、荷物を自室に運び、着替えをすると、下着にまで雨が沁みていました。
濡れた衣服を着替えてから再び自室に戻ると、床に黒くて細長いゴミが落ちています。
なんだぁ…このゴミはと思って顔を近づけると、動いています。
毛虫です。
荷物か衣服に引っ付いてきたようです。
もうダメ押しですね。
勘弁してくれよといいつつ、処理しました。
この日の釣り券は、わずか20分間の竿出しと亀へのエサやり、そしてタックルの準備と撤収の修練のために買ったようなものです。
さらに下着から靴の中までびしょ濡れになり、毛虫のおまけまで付いてきました。
それだけじゃありません。
びしょ濡れになった道具やマットなどを乾かす手間も必要です。
まるで笑い話のようです…。
このブログを書いている今も濡れた釣り道具類は乾かすため、私の部屋の床一面に広げられています。
最悪の一日でした。
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