鯉釣り師は広報担当者?
:2012/11/11 :鯉釣り考察
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この週末、本当は釣りに行きたかったんですが、土曜日は用事ができてしまい、釣りに行けず…。
今日、日曜日は雨…。
最悪の週末になってしまいました。
で、ぼんやりと家に居る時に、色んなことを考えてたんですが…
そのことをちょっと書いてみようと思います。
鯉釣りって、すごく楽しいですよね。
何処にエサを入れたらアタリがあるかって、考えるのも楽しいし、アタリがあった瞬間、どの位のサイズだろう、どんな走り方やひき方するだろう。
でも、何とか取り込んでやろうって、本当にドキドキします。
こんなに楽しい釣りなのに…
どうして日本ではマイナーな釣りなんでしょうね。
今や鯉は、食べることがほとんどない魚だから?
なかなか釣れない魚だから?
ただエサを入れて、ひたすら待ってるだけに見えるから?
年寄りがする釣りだって思われてるから?
鯉釣りをしない人からすると、色んな見え方してるんでしょうね(笑)。
私が良く行く川は多摩川、鶴見川、相模川です。
この川の何処へ行ってもそうですが、
まず、身近に大きな鯉が居る事自体を知られていないのではないかと思っています。
釣り上げた鯉クンをネットに取り込むと、
通りがかりの人はほとんど「うわぁ~、こんな大きなサカナがいるんですね!!」っておっしゃいます。
これは60台の鯉クンであってもです(笑)。
通りがかりの釣りをしなさそうな人が言うならまだしも、他の釣り人でさえも、同じように反応します。
これって、つまり…
こんな近くの川に、釣りの対象となる、また普通の釣りからすると大物とされるようなサイズのサカナが居ること自体、知らないってことですね。
また、私が良くいく都市型河川には、70センチ径の四つ折玉網を持っていくのですが、その玉網を見た通りがかりの人は
「あんなにデッカイ網使うって、ここにそんな大きなサカナいるの?」ってヒソヒソ話しています(笑)。
70径でそんなこと言ってたら、80径はどうなるんだって思いますが(笑)。
釣り上げた鯉クンを見た通りすがりの人は「大きなサカナですね。これ、何てサカナですか?」って言ってきます。
鯉クンの姿を見ても分からないのかなぁって思いますが(笑)、
「鯉なんですよ」って、なるべく爽やかに言うようにしてます(笑)。
間違っても、ムスッとして「鯉だよ…」なんて素っ気無い返事をしてはいけません(笑)。
爽やかに、がポイントです(爆)。
私が爽やかに見えているかは別にして(笑)
こんなに鯉や鯉釣りのことが知られてないのかって、ショックを受けます。。。
鯉釣りの人気を高めるよりも、
まず、身近な川に、普通の釣りよりもアベレージサイズが大きな釣りの対象となる魚がいる…
このことを知ってもらわなくてはいけないのかなって…
最近、そんなことを考えています。
釣りの対象となる大物が身近に居る、それを知っただけで、私もやってみようって思う人が出てくるかもしれませんよね。
そのうえで、鯉釣りに取り組む人が増えるようなアイデアを考えるべきなのかなって…。
じゃあ、どうすれば、より多くの人たちに「身近に居る鯉クンの存在」を知ってもらえるのか…。
通りすがりの人に説明してまわるなんて、できませんし、チラシを配って歩く、なんてことも出来ません(笑)。
考えた挙句、釣りをしている様子や姿を、通りすがりの人や、他の釣り人に見てもらって、興味を持ってもらうしかないんだろうなって、結論に達しました(笑)。
前述したように、
鯉釣りはその道具も、通常の釣りよりも大掛かりになります。
竿も複数本出すし、玉網も大きなものを使います。
また、釣れる鯉クンも、普通の釣りでは考えられないほどの大きさです。
鯉釣り師は、竿の前でじっと座っているのがほとんどだし。
つまり、他の釣りと比べて非常に目立つ釣りだと思います。
だからこそ…
その目立つ鯉釣り師の一挙手一投足が見られていると思うべきではないだろうかって考えます。
私が地元の通りすがりの人に、私なりに爽やかに(笑)対応しているのは、そんな思いもあるからです。
考えてみてください。
話しやすそうな人が、自分の家の近くで大きなサカナを釣っていた。
話してみると、もっと大きなのも居るらしい…
何だか楽しそうだし、私もやってみようかな…さっきの人に聞いたら色々教えてくれそうだし…
こんなふうに思ってもらえれば最高じゃないでしょうか。
これが、
「大きなサカナですね、これなんてサカナですか?」って聞いて…
ムスッとした表情で「鯉だよ…」なんて言われると、その時点でもうその人と話そうなんて思いませんよね。
「あ…そうですか」で終わってしまいます。
それ以上興味を膨らますこと自体、なくなってしまいます。
にこやかに返事をしたからといって、その相手が鯉釣りに興味を持ってくれるかどうかは分かりませんが、ムスッとしていると、間違いなくその相手はもうそれ以上関わりを持たないのははっきりしてるでしょう。
私が言いたかったのは…
鯉釣りしている人は、その全員が、鯉釣りの広報担当だと思ってもらえればいいなってことです。
勿論、いつも人の居ないような場所で釣りしている人には関係ないでしょうし、人付き合いや、見ず知らずの人と話すのが苦手な方もいらっしゃるでしょう。
ですので、無理にしていただくことではないのですが、こういう一つ一つの積み重ねって、いずれ大きな差になって出てくるんじゃないかなって思っています。
私の拙いブログを読んでくださる方に、あくまでも一つの考え方として見ていただければと思います。
2012年11月12日 at 10:20 PM
こんばんは。
久々の更新、ありがとうございます(笑)
おっしゃる通り、人と接する時、特にそれが初対面なら、にこやかに、丁寧に接するのは基本ですよね。これは、釣りに限ったことではないですけど。
ただ、mmさんもおっしゃるように、そういうのが苦手な人がいます(ホントはいい人なのに)。それは仕方ないでしょう。
一方、ワザとオラオラ色を出す人もいます。これは、縄張りを守る動物的行動で、これもまあ仕方ないというか、どうにもならないと私は思います。
で、ダメなのは(と私が思うのは)、鯉釣りの振興をはかる立場の人間なのに、感じの悪い人です(振興をはかる中には、もちろん商売関係も含まれます)。
自分の存在意義というと大げさですが、そういうことをあまり分かってないのではないか、ただの仲良しクラブのノリなんじゃないか、と思うことがたまにあります。
あらためて研修をして、目的や使命、己の立場を自覚させる方向で、あるいは、適正が無い人は、外していく方向でやればいいのにな、とハタ目から見ています。
目的と手段を今一度確認することが必要なのではないかと。
漠然とした表現でスミマセン。
悪口を言っているのではなく、改善する部分が残っているということは、明日への希望があるってことが言いたかったのです。
・・・久々のmmさんの更新に興奮して、一席ブッてしまいました(笑)
スミマセン(汗)
あくまで個人的な考えなので、スルーしてください。