汽水域の深いエリアを攻略するリグ
:2018/01/24 :釣法
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今日は寒いですね。
これから朝方にかけてもっと冷え込むようなので、皆さん気を付けてください。
これほど寒いと釣りに行く気力も起きなくなってしまいますが、釣りに行けなくても頭の中は常に鯉釣りのことでいっぱいな私です。
今回は私が最近ハマっているちょっと面白いリグ、と言うよりも釣法を紹介しようと思います。
簡単に言ってしまうと、POP-UPを使った汽水域のやや深場の釣りです。
きっかけは非常に単純なことでした。
友人と一緒に釣りに行った時のことです。
満潮からの下げ狙いだったのですが、その日はパッとせず、潮が引いて底付近になってもアタリをもらえませんでした。
手前の浅場が露出しており、友人は水のある奥に投入しています。
私はどうしようか考えましたが、友人と同じように奥に投入しても同じ回遊ルートを狙うことになってしまいます。
そこで周辺をウロウロし、面白そうな場所がないか探すことにしました。
そして浅場から急に深くなっている個所が護岸際にあるのを見つけました。
ただちょっと深いので、いつもなら敬遠するような所です。
この川の深いところは海水が這っているため浅場狙いが基本となるのですが、この日はそれまで全くアタリがもらえていなかったこと、そして再び潮が上げてくるまで時間があることから、ここでチャレンジしてみようと考えました。
ただ深い場所のボトムにエサを入れても釣れません。
そこで海水が這っている層の上にエサを浮かせればいいんだって考え、POP-UPを使うことにしました。
Dリグの長さを30cmほどにして、ヘリコプターにして投入しました。
幸いなことにこの時は完全な潮止まりで、水は全く動いていませんでした。
すると投入して5分ほどで80台後半が釣れたのです。
正直なところ、アタリをもらえるとは思っていなかったので、ドラグ音が聞こえた時はびっくりしました。
友人もこんな深場で釣れるなんてと、びっくりしていたようです。
このことがあってから、深場の水が動いていないエリアがあれば30cmほどの長さにしたPOP-UPリグを投入することが増えました。
もちろん流れがあるとPOP-UPは大きく動いてしまったり、リグが斜めになってしまって海水層の中に入り込んでしまうため、無意味になってしまいます。
あくまでも水が動いておらず、水底に海水層があることが予想される場所だけで有効な釣法です。
今までにこの釣法で何本か上げることができました。
どんなポイントでも活用できる釣法ではありませんが、例えばリグの長さをもっと長くすれば、今までボトムの釣りをしようとも思わない深場も狙えるかもしれません。
水が動いていない深場があることが条件ですので、場所だけでなく釣りができるタイミングも短いですが、もしこんな場所があればチャレンジしてみる価値はあると思っています。
唯一気を付けなければいけないのは、リグをあまり長くしてしまうと、使用するPOP-UPの浮力でフックリンクが正しく伸びているか、またレッドコアまで浮いてしまっていないかを確かめる術がないということでしょうか。
と、ここまで書いてきて、ある川の深場が思い浮かびました。
ここはストラクチャーが多く、鯉の付き場としては良さそうなのですが、釣りをするには深すぎる場所です。
ボトムの釣りでは結果が出せないため、以前底探りだけして釣りを断念した記憶があります。
その場所で潮の動きが小さい日の、潮止まりのタイミングでこのリグを使えばどうなるだろう…。
あ…ダメだ…ワクワクしてきちゃいました。
今度、潮のタイミングと釣りに行けるタイミングが合う時、絶対この場所に行ってみようと思います。
こうやって釣りに行けなくても、頭の中でワクワクを楽しんでいる私です…。
2018年2月28日 at 11:58 AM
初めまして
自分も最近汽水域に手を出すことが多くなり
ご指摘道理 まさかのヘリコプターで釣れたのでびっくりしました
理屈抜きで面白いからやっただけだったんですけど
こういう事だったんですね
非常に勉強になりました
自分も潮止まりの引きいっぱいの時でした