週末の土曜日、やっと今年の初釣りに行ってきました。
土曜日の天気予報を見ると、夜から雪かもって。。。
仕事が忙しく、土曜日の朝方まで終わらなかったので、
本当なら朝からお昼まで寝て、午後から夜にかけて竿を出したかったのですが…。
さすがに雪が降るかもって考えると帰りが怖い。。。
悩んだ末、寝ないでそのまま鶴見川に行っちゃいました(笑)。
釣るまでの過程やメソッドを話題にするつもりはないので、結果から先に言いますが、朝8時から午後3時の眠気を我慢できる限界ギリギリまでやって8本GET。
でも…全部サイズが小さくって、大きいのでも75㎝ぐらいです。
なんだかすごくガッカリ。。。
投入場所を変え、エサを変えてもサイズUPしませんでした。
この時期のこの場所は、例年なら80台で普通。90台もポンポン上がってたんですが…。
実は今回の釣行の数日前、仕事で溜まったストレスを晴らそうと夜中にポイント偵察に行ってました。
今回の釣行場所を含め、もう一か所冬に大型の実績のあるポイントを見に行ったんです。
夜中に見た感じでは、今回の場所はもう一か所よりは良さそうだったのですが、例年の冬に比べると明らかに調子悪そうっていう印象でした。
例年ならもっと数多くウロウロしてる鯉クンが、この時はヘチに数本しかいなかったのです。
しかもサイズもそれほど大きくありません。
それを見ていたうえでこの場所に入ったので、やっぱりかぁって…。
今回入らなかったもう一か所は、例年ならハミ跡がいっぱいできているポイントなんですが、今年は一つもハミ跡が見られませんでした。
ヘチには数本の鯉クンが居ましたが、小さいうえに、数も極端に少ない。。。
それを見ていたので、この場所はパス。。。
こんな下見の結果から、あまり期待できないかもと思いながら、でももしかして日が変わると状況も変わるかもしれないと、甘い期待を抱いて今回の場所に入ったのですが…。
竿を出してみて、予想通りというか…。
ハハ…。
鶴見川の数あるポイントの中で、真冬に大型を上げやすいポイントが二か所とも良くないっていうのは非常にショックです。。。
真冬の私の楽しみでもあったので。
今回の釣行場所がイマイチな理由は、昨年初めに行なわれた工事が原因だと思っています。
工事が入るとその周辺の水底は浚渫されてしまい、深くなってしまいます。
そのために流れが変わり、エサ場も無くなってしまうわけですから、大型の回遊ルートが変わってしまったんだろうと思っています。
温排水は相変わらず流れているので、釣果でも分かる通り中小型は居るようですが、大型になるとやはりポイントはシビアですね。
一方、今回パスした場所は広大な浅場ですが、冬に鯉クンが居着く場所ではありません。
この場所の少し下手に温排水の流れる場所があり、その温排水の芯には毎冬多くの鯉クンが温まりに来ていました。
潮位の高い間はそこで温まり、潮位の下がったタイミングで上手の広大な浅場にエサを取りに入ってきていたはずです。
ところがこの冬は温まることができる場所に大規模な工事が入っています。
そのため工事をしている最中、つまり平日の昼間は温まる事ができないわけです。
その影響でこのポイントに入ってこなくなったのではと考えています。
これは想像でしかありませんが、工事が終わった夕方以降や週末などの工事が行われていない時に温まりに行ってるか、少し離れた下流で温まっているかでしょうか。
しかし、冬の潮位は夜に最も下がることがほとんどです。
水底のエサを取るのに厄介な海水が水底から無くなるタイミングも夜ということになるわけです。
そうなると鯉クン達はどういう行動を取るんでしょう。
大型の鯉クン達はどこに潜んでいるんでしょう。
どこでエサを食べているのでしょう。
どんな行動パターンなんでしょう。
それを見つけることができれば大型を捉えることができるはずです。
こういうことを考えるのも鯉釣りの面白さであり、魅力だと思っています。
多摩川は今年調子良さそうですが、鶴見川は多摩川以上に人の影響を強く受けている川です。
都市のど真ん中を流れる都市型河川はエサも豊富なので、鯉クン達は大きく育ちますし、放流もされていたので、数も多くいます。
竿を出す場所がツボにはまっていたら大釣りできますが、外すとショボい結果になってしまいます。
また、前述したような人的影響が強く出てきますので、それに対応していくのが大変です。
とは言っても、これらの影響から鯉クンの動きを考え、ポイントを見極めることができた時には喜びもひとしおです。
さあ、今分かっている状況から鯉クンの動きを考えなくちゃ…。
もちろん鶴見川の地形や潮位なども関係してきます。
それらを考慮したうえで、自分なりに答えを導き出し、その答えが正しいかどうか答え合わせをしなくてはいけません。
私にはその過程がたまらなく楽しいです(笑)。
早くしないと春がやってきてしまいます。
水温が上がってくると、また鯉クン達の動きも変わってしまい、この難問の答えは全く分からなくなってしまいます。
そうなると、せっかくの楽しみもなくなります。
一刻も早く難問にチャレンジしなくては(笑)。
ちなみに、ここに書いたのは、あくまでも状況から考える私なりの想像です。
ですから、もっと他の理由で大型が入ってこなかっただけなのかもしれませんし、この日だけが調子悪かったのかもしれません。
ですが、こんな風に色んなことを考えるのが次につながっていくはずだと思っています。
いや…つながって欲しいなぁ(爆)。
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