先週の木曜日の夕方から夜にかけて、いつもの都市型河川に釣りに行ってきました。
向かった先は前回の釣行で見つけてあった新規場所。
どんなポイントなのか、簡単に説明すると…
コンクリート護岸の凹みのすぐ下手脇に大きな瓦礫のカカリがあり、凹みまでが少し水路のように深くなっています。
おまけに瓦礫の下手には杭が二列に並んでいて、その周囲は深くなっています。
文字にするとすごく面白そうな場所ですよね。
これなら大型が狙えるだろうと想像してしまいますが、実はここは汽水エリアなので、そう簡単ではありません。
その理由は後述します。
この場所、私自身は新規ポイントを発見したと喜んでいたのですが、友人にこの場所のことを聞いてみると、過去にその友人だけでなく、知人も何度か竿を出していたそうです。
でもあまり良い釣果がでていない様子でした。
なんだぁ…もう誰かが知っててチャレンジしてたのかぁって、ちょっとがっかりしましたが、見るからに面白そうな場所だったので、どうしても一度竿を出してみたかったんです。
自宅出発が15時半。現場到着は16時半と遅めの到着です。
狙うポイントが深いので、夕方から夜にかけての下げ潮を狙っていました。
現場に到着すると、もう大きな瓦礫は半分程露出し、下手の杭の何本かは頭を出している状態でした。
狙うポイントとしては、当然護岸の凹みから掘れている水路状の部分、そして瓦礫の下手にある杭のすぐ脇の二か所です。
それぞれにフィーディングし、仕掛け投入。潮位が下がるのを待ちます。
暗くなり、潮位が下がってきた途端に杭の脇に入れた竿にヒットです。
前回の釣果よりやや大きく、重量感もありましたが、でも大きいって感じのサイズでもありません。
こんなやつでした。
腹ばいになって取り込みました(笑)。
その後水路に入れた竿にもアタリがありましたが、これは小さい…。
多分50センチ台でしょうか(笑)。
その後また杭の脇でヒットするも、写真と同様のサイズでした。。。
この日の潮位は夜7時半ごろに50センチまで下がるとのことでしたが、その時間にポイントの水位を見てみると、まだ深い…。
もう少し下げないと大型は無理かもって感じです。
この場所は深いので、タイミングが難しそうです。
もっと潮が動く時の方が良いかもって印象を受けました。
それと、もう一つ気付いたことがありました。
それはすごく期待していた瓦礫のカカリについてです。
元々は瓦礫の山だったんでしょうが、現在ではその底の方は泥に埋まっています。
そのため、潮位が下がってくると水面に出ているのはほとんど泥の部分です。
これでは思ったほど水流の変化が期待できません。
また通常、瓦礫などが沈んでいる場所では、夏場になるとエビが多く付くので、鯉クン達もそれを狙って入ってきます。
ここの瓦礫もおそらく同様なんでしょう。
ですが、釣りにベストと言える潮位になると瓦礫は完全に露出してしまいます。
本当なら、瓦礫の中にエサを打てれば最高なんでしょうけど…
瓦礫の山の中にエサを打つなんてことは不可能です。。。
深すぎる水深と瓦礫の底の方が泥に埋まっている構造から考えると、タイミングが難しいポイントだと思います。
だからこそ友人もそれほど良い釣果ではなかったのかもしれません。
もし狙うとするなら、雨の後のやや増水した日に狙うと面白いポイントとなるかもです。
特に、この日小さいサイズしか上がらなかった水路状になったポイントこそ狙い目ではないかと思っています。
ここに書いたのは、水底の様子から私が頭で考えて出した答えです。
実際にはもう少し潮位が下がれば大型が入ってきているかもしれません。
この日は夜8時には撤収開始しなくちゃいけなかったので…。
ですがこうやって釣り場の様子を見て、自分なりに鯉クンの動きを推理し、作戦を立てることはすごく楽しいですね。
そして、その作戦が狙い通りにハマった時、もう最高の気分です。
こんな鯉釣り、皆さんもいかがですか?
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