鯉釣りをもっと自由に楽しみたいブログ

2018年初釣り

:2018/01/09 

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7日の日曜日、今年の初釣りに行ってきました。

 

初釣りは冬に結果を出しやすい鶴見川に行くことが多いです。

釣りそのものが久しぶりなこともあり、鶴見川の様子も知りたくて、珍しく朝から出発しました。

あちこちのポイントをウロウロしてきましたが、冬の大物狙いに絶好ポイントの二か所のうち、一か所は浚渫されてしまい、もう完全に釣り場として成立しなくなってしまいました。

残る一ヶ所も数年前の工事で深くなってしまったせいか、イマイチです。

別の場所を探さねばなりません。

 

温排水の恩恵を直接受ける場所ではありませんが、間接的に恩恵を受けられる場所を見に行くことにしました。

そのうちの一か所は今までさんざん通ってきた場所です。

ここは相変わらず魚影は濃そうで、ハミ跡がすごいです。

おそらくこの日のタイミングでは、鶴見川の中で最もハミ跡が多いんじゃないかと思いましたが、正直なところこの場所で釣りすることにちょっと飽きていました。

間違いなく釣れるって思える場所で釣りをすることは、すごく楽しいです。

最初のうちは。

しかしそこばかり通い続けると、だんだんあまり面白くなくなってきます。

釣れて当然だと思っていますから、何も考える必要がないわけです。

もちろん釣れる鯉のサイズやポイントに入ってくるタイミングなどは毎回異なりますが、ほぼ確実に釣果を出せるって予想できる場所に通い続けると、考えるって行為をしなくなってしまいます。

そこで、今回はこの定番ポイントを除外し、新たなポイントを探そうと考えました。

 

新たな場所を探していてウロウロしている時に気が付いたことがありました。

それは水の高さが昔よりも低くなってしまっているということです。

タイドグラフを見て、この日の昼間の満潮時には、護岸のここまで水が上ってくるはずだと思う場所まで上がってきていないのです。

泥が堆積して浅くなっているとかではありません。

これは気圧などの問題ではなく、多くの場所を浚渫したため深いところが増え、以前より低くなっているのでしょう。

そのため、以前は満潮時の水位なら見えなかった水底が見えるようになっています。

水底の杭などがはっきりと見えるのです。

 

鶴見川や多摩川で浅場が増えると、釣りになるポイントが増えるように思われるかもしれませんが、浅いだけではポイントとして成立しません。

浅くなっている理由が大切です。

日曜の昼間は風もなく、日が照って温かでした。

冬のこういう日は人間にとって気持ちいいですが、釣りとしては厳しくなります。

浅場や陽があたる西向きの温かい場所には鯉が暖まりに来ますが、こういう鯉には喰い気がほとんどありません。

いっぱい鯉がいるのに釣れないのです。

しかもこれらの場所は、陽が落ちると一気に冷え込んでしまいます。

そのため陽が落ちると、小魚一匹いなくなってしまいます。

すなわち水の高さが低くなったゆえにできた浅場では、昼間は多くの喰い気のない鯉を見かけるものの、陽が落ちると全く魚の気配がなくなります。

こんな場所が非常に多くなっていたのです。

ポイント選びが非常にシビアになってしまいますね…。

特に鶴見川の場合、冬は曇っていて、風が強くない日の方が鯉は自然な捕食行動を起こすため、釣りやすいと思っています。

 

あ…釣行記を書こうと思っていたのでした…。

なんだか鶴見川のポイント状況になってしまっていますね。

 

日曜に竿を出した場所は大きなストラクチャーのすぐ下手です。

ただこの場所はやや深く、きのうの潮では干潮の底ぐらいでしかアタらないはずです。

本当ならもう少し浅場を攻めたかったのですが、おそらく昼間は喰い気がある魚が少ないでしょう。

予想通り、干潮の底から上げ始めたタイミングで二度アタリをもらいました。

そのうち一度はやりとり途中でフックオフ…。

唯一上がった鯉は鶴見川らしくない非常にキレイな魚体で、スラっとした体形の80㎝あるかないかでした。

こういう魚体の鯉がこの場所で釣れるのも、鶴見川の様子が以前とは違うってことですね。

このまま潮位が上ると深くなりすぎるため釣れないだろうと考え、さっさと撤収してきました。

 

しかし水位が以前と変わると、以前はポイントになり得た場所がダメになってしまいますね。

ポイント探しからやり直さなければなりません。

都市河川の工事は環境を激変させるので、鯉釣りにとっては厳しいですね…。

とは言うものの、春までは鶴見川であちこちのポイントを探しがてら通うつもりです。

 

写真もなく、文章だけの釣行記になってしまいましたが、単にこんなサイズが釣れたとか、どんなファイトでしたとかなどではなく、何を考えてその場所で竿を出すのかが重要だと思っています。

そしてその考えは正しかったのかの答え合わせをするのが実釣の面白味だと感じています。

もちろん答え合わせすらできない実釣もあるかもしれませんが、今年はそんな釣行を重ねていこうと思います。

よろしくお付き合いください。

 

 

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