雨後のゴミが爆釣をもたらす都市河川の鯉釣り
:2016/02/22 :釣行記
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前回の釣行記を書いてから仕事が忙しくなり、せっかく新しいポイントを開拓するために頭をフル回転させていたのが無駄になってしまいそうな状況。。。
加えて、せっかく休めそうな週末が雨だったりして、竿を出すタイミングが無いままもう暖かくなってきてしまう…って焦っていました。
そんな中、この週末を迎え、土曜日はまたもや雨。。。
大雨って予報でしたが、私の住んでる地域はそれほどの大雨でもありませんでした。
予報を見ると日曜日は晴れそうです。
朝イチからはとても行けそうにないし、夜も早めに戻らなくてはいけませんが、こりゃ釣りに行くしかない!
ってことで、前回と同じ都市河川に釣りに行ってきました。
でも頭をフル回転させて考えた攻略ポイントは、雨で濁りが入りゴミが流れている状況だと全く無意味。
前回の釣行記を読んでいただいた方には分かると思いますが、考えたポイントは、あくまでも濁りも無く、ゴミも全く流れていない状態で、工事によって変化した地形と温排水の流れをどう攻略するかが主軸の攻略法でした。
都市型河川では、雨で濁りが入り、ゴミが流れる状態になると鯉クン達の活性は一気に高まります。
濁りが入ると、鯉クン達は姿を見られることなく浅場に入ってくることができますので、警戒心が薄くなります。
夜になると大型が浅場に入ってくるのもこれと同じ現象だと考えています。
そして温排水の影響で普通の河川よりは水温が高めだとはいえ、やはり水中は冬です。
エサになるものが圧倒的に少なくなってしまいます。
そんな時に水面にゴミが多く流れると、ゴミの中に交じっているであろうエサを食べるため、興奮状態になるのでしょうか。
今までこんな時に何度も爆釣しました。
今回入った場所は温排水の恩恵を直接受ける場所ではありません。
またゴミが多く溜まるのでもなく、どちらかと言うと流心に比較的近くて、ゆるいカーブの内側です。
現場に到着して川面を見ると、予想通り濁りが入っていて、ゴミも多く流れてきている状態でした。
でも増水はほとんどしていない様子です。
増水していると深場でもアタリがもらえるのですが、濁りだけでは深場を攻めてもアタリはもらえないだろうと考え、あくまでも浅場で勝負と考えました。
投入場所は水没しているカカリのすぐ後ろと下手側のヘチに決めました。
ところがここで予期せぬ事態が…。
寄せエサ用に持参していた缶詰コーンのプルトップが、すぐに折れてしまい、缶詰を空けることができません…。
缶詰は3缶持って来ていたのですが、二つが折れちゃいました。
最後の一缶だけがプライヤーを使って何とか開けることができました。
こんなの無しですよ…100円ショップさん…。
缶切りもセットで買えってことですか。。。
思った通りのエリアに十分な寄せを打つことができず、なんだかなぁって思いましたが、しょうがないですね。。。
軽く撒き餌を完了。
投入後30分で早くもアタリです!
でもバレちゃいました。
姿は見えませんでしたが、手ごたえからするとかなりの重量感。
こういう時は一発目に大きいのが来るんですが…。
ガッカリ…。
その後も当たり続け、竿を出していた午後3時から6時30時までの実質3時間半で6本。
でも、全て最初よりも軽く、大きくても80ジャストぐらいでした。。。
最初にバレたのがあまりにも勿体ない…。
もう少し遅くまでやっていたら大きいサイズも上がったと思いますが、帰らなきゃなので、しょうがないですね。
それに、潮は下げのタイミングでありながらも、下流から浮遊物が上流に向かって上がってきます。
北風がすごく強くて、椅子まで飛ばされたほどだったのに、それに逆らうようにゴミが下流から上がってくるんです。
これではしばらくアタリも止まるだろうと思い、撤収してきました。
ですが、濁りとゴミの効果は抜群です。
ゴミの大きな塊が流れてくると、途端にアタリが二本の竿同時に出たりします。
おそらく鯉クン達はゴミの塊に群れになって付いていて、ゴミと共に移動しているのかなって思います。
そのため、やり取りするときにはゴミの塊を外しながら、避けながらのやり取りになってしまいます(笑)。
厄介ではありますが、こんなタイミングだからこそ数を釣ることができます。
また、時合いによっては大型も上げることができますので、都市河川の雨後のゴミが流れるタイミングを狙えるのなら、是非竿を出してみてください。
さあ、暖かくなるまでの寒いうちに、考えたポイントに行きたいんですが…全ては仕事次第…。
頑張ります…。
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