多摩川の鯉釣り新規ポイントチャレンジ
:2023/12/21 :釣行記
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12月20日の水曜日、久しぶりに多摩川に釣りに行ってきました。
前に多摩川へ鯉釣りに行ったのは3月でしたから、およそ9ケ月ぶりの多摩川釣行ということになります。
今回は以前から気になっていた、一度も竿を出したことのない場所に行ってきました。
駐車場所の発見で新規ポイントへ
今回釣りに行ったのは、多摩川でもかなり下流です。
このエリアは一度も釣りをしたことがないのですが、Googleで調べてどうしても気になり、数年前に2度ほど下見に行っていました。
2度下見に行ったものの、そのうちの1度はコインパーキングに空きがなくて、あきらめて帰っていました。
この場所付近には小さなコインパーキングがポツポツあるだけで、どこも満車状態だったためです。
そのこともあって、この場所に釣りに行くのはあきらめていました。
ちなみに1度だけ下見できた時は、釣りができそうな場所かどうかを確かめただけに終わっており、干潮のタイミングでもなかったため、水底の様子などは全く確認できずに終わっています。
しかし数日前にGoogleでこの付近を調べたところ、近くに大きな立体駐車場ができていたことが判明。
ただし夜は21時で閉まってしまうため、撤収に必要な時間を考慮すると実質、釣りができるのは20時ぐらいまでとなってしまいます。
でも、釣りができる環境が整ったことに変わりありません。
それで水底の様子も分からないままではありますが、辛抱できず、早速釣りに行ってきたというわけです。
ポイント選び
仕事を済ませてから出発したので、現場到着は15時半ごろになってしまいました。
周辺を見てみると、数年前とは少し様子が変わっています。
以前は葦が川べりにびっしりと生えており、竿を出せそうな葦の切れ目は1カ所しかありませんでした。
しかし現在は、ほぼ20メートルの間隔で3カ所も葦の切れ目があります。
これはGoogleでも分かりませんでした。
どこで竿を出すか悩んだ末、「一番下手の切れ目」で竿を出すことにしました。
この切れ目を選んだ理由としては、ここより下手には人が入れそうな場所がなく、「満潮近くになれば鯉が葦際を伝って上がってくるはず」と考えたからです。
船の波で水底の変化を知る
初めて竿を出す場所なので軽く底探りをしてみましたが、石や障害物などもなく、なだらかな地形です。
河口に近いため、砂が堆積しているのでしょう。
釣り座の正面方向にほんのわずかな変化を見つけたので、一本の竿はここを攻め、もう一本の竿はこの場所に入った理由である、下手の葦際に近い場所に投入することにします。
まずポイント周辺にパラパラと撒き餌をしてからタックルの準備を始めました。
現場に着いてから底探りや撒き餌をしていたため、第一投の投入は16時半ごろになってしまいました。
駐車場のことを考えると3時間半ほどしか釣りはできません。
ちなみに正面に入れた竿には15mmボイリーに10mmのシモリウキをセットし、小さめの鯉でも吸い込みやすいようにしてあります。
そして今日の本命である、下手の葦際に入れた竿には、20mmボイリーと15mmのシモリウキをセットしました。
仕掛けを投入して椅子に腰かけると、もう周辺は薄暗くなりつつあります。
ヘッドライトを用意し、ヒットに備えていると、川の中央付近を船が通過しました。
川を通過する船が起こすウネリが岸際にバシャバシャと押し寄せてくるのは、川で釣りをしている人なら誰でも経験しているはずです。
この時、私もきっとそうなるだろうと思っており、波で撒き餌の場所がズレてしまわないかと気にしていました。
ところがこのウネリは私が竿を出している隣の葦の切れ目、つまり3カ所ある竿が出せる場所のうち、真ん中の場所の10mほど沖で突然大きな音を立てて白波に変わりました。
そこに到達するまでは波というよりも単なるウネリだったのが、一気に白波に変化したのです。
これを見た瞬間、びっくりしました。
岸に打ち寄せるウネリが一気に白波に変わってしまうのは、そこにカケアガリがあるからです。
要するに、私の釣り座の前には大きな変化がなく、隣の竿出し可能な葦の切れ目の前には大きなカケアガリがあるということです。
これを見て、3カ所も葦の切れ目があるのだから、せめて3カ所とも底探りしてみれば良かったと思いましたが、そもそも実釣できる時間は決して長くありません。
それに、今日の私の本命竿は下手の葦際に入れた竿です。
考えた末、移動することなくそのままアタリを待つことにしました。
納竿間際にやっとアタリ
その後、仕掛け投入付近で小魚のハネは頻繁にあるものの、鯉の気配は全くありません。
どんどん納竿の時間が迫ってきます。
やはりカケアガリのある真ん中の場所に移動した方が良かったのかと考えましたが、もう後の祭りです。
納竿間際になって、やっと正面方向に投入した竿にアタリがありました。
上がってきたのはこれでした。
撮影するタイミングで鯉が暴れたので、ピンが甘く、画質も悪いですが、撮り直すほどのサイズでもなかったのでこのままUPします。
この鯉をリリースした後に時計を見ると、納竿までにまだ15分ほど余裕はあったのですが、下手葦際のポイント付近はまだ少し水位が低いこともあり、あきらめて撤収を開始しました。
改めて挑戦したい場所
今回の釣行では水底の様子を理解していなかったことに加え、潮位の把握が甘かったことが自分でも不満です。
白波が立ったカケアガリを狙ってみたいのと、潮位が満潮になるタイミングで下手の葦際を再度狙ってみたいと考えています。
ただし、夜20時ぐらいまでしか釣りができないのは厳しいですね。
それに海が近くなるので、風が強い日も多いです。
なるべく風がない日の方がベストです。
条件の揃う日は少ないかもしれませんが、何とか今冬の間に、この場所で大きい鯉が釣れるよう、頑張ってみたいと思います。
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