鯉釣りでは猫とトンビに注意
:2018/07/29 :雑記
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この週末だけ少し仕事が早めに終わったのに、台風がくるなんて…これはもう釣りに行くなってことなんでしょうか。
釣りにも行ってないので、釣行記は書けませんが、それ以外の内容で更新しようと思います。今回は猫とトンビの話です。
皆さんが鯉釣りをされてる場所に猫やトンビはいませんか?
私が良く釣りに行く鶴見川は街中を流れているので、緑もほとんどなく、トンビや猫に遭遇したことはありません。
多摩川には猫とトンビはいますね…。
ちなみに丹沢湖にはトンビがいますし、時々行く西湖にもトンビがいます。
鯉釣りをするような場所は比較的緑が多く、トンビが飛び回っていたり、猫が草むらに潜んでいることも多いです。
猫やトンビは時としてびっくりするようなことをしでかしてくれます。
まずは猫のお話です。
猫に自作ボイリーを奪われる
多摩川にはホームレスがたくさんブルーシートの家を構えていて、中には猫を飼っている人もいます。
飼っているといっても時々エサをあげる程度で、ブルーシートの中で飼っているわけでもなさそうなので、野良猫に近いって感じでしょうか。
そんな猫がたくさんいる場所に友人複数と釣りに行った時のことです。
現場に集まったのは午後の遅い時間で、半夜釣りを楽しむつもりでした。
その頃は自作ボイリーにどっぷりとハマっており、釣行ごとに違う自作ボイリーを作って持っていっていました。
その日の自作ボイリーは、魚粉のベースにスコペックスフレーバーとシナモンで香り付けしたボイリーだったと記憶しています。
それを500gほどジップロックに入れて持っていきました。
釣り場に到着後、友人と話しながら良さそうな場所を探していたので、かなり時間が掛かってしまい、ポイントを決めたのはもう暗くなってからでした。
まず自作ボイリーをポイント周辺に撒き、ジップロックに入った自作ボイリーを足元に置いたままタックルの準備をしていました。
タックルの準備も終わり、さあ新しい自作ボイリーをリグにセットしようと足元を見ると、ジップロックの袋ごと消えています。
へ?
どこに置いたっけ?と思い出しながらタックルボックスを開け、中を見てみますが、入っていません。
横にいた友人に「私の自作ボイリー、触った?」って聞いても「知らないよ」の一言です。
私は消えてしまった自作ボイリー以外のエサを持って行っていませんでしたから、あれがなくなったらその日は釣りになりません。
もう真っ青です。
ヘッドライトで周囲を照らして探していると、草むらの中に光る眼が幾つもあります。
猫が何匹も草むらの中に隠れているのです。
すると友人から「ここにあったよ」って声が。
急いで見に行くと、噛みちぎられてボロボロになったジップロックの袋と、周囲に散らばった自作ボイリーが…。
猫の仕業でした。
魚粉を使っているからエサだと思って、持って逃げたのでしょうか。
慌てて落ちている自作ボイリーをかき集め、そのままタックルボックスの中に入れましたが、かなり減ってしまっていました。
それ以来、多摩川で自作ボイリーを使った釣りをする時には、必ずタックルボックスに入れておくようにしています。
でも既製品のボイリーでは猫に食べられるなんてことはないんですよ。
それだけ自作ボイリーが美味しいってこと…?
意外なところで好評の自作ボイリーです。。。
トンビに食料を奪われる
丹沢湖や西湖で釣りをしていると、妙にトンビが近くを飛んでいたり、近くの木に止まってこちらを見ていたりします。
丹沢湖や西湖に通い始めた頃は、たいして気にもとめず、トンビって人の近くでも平気なんだなって思っていた程度でした。
西湖で釣りをしていた時のことです。
買ってあった菓子パンを食べていると、トンビが妙に低い位置を飛んでいます。
こんな低く飛んでいるのは見たことがありませんでした。
するとトンビは前方から私に向かって、今まで以上の低空飛行で近づいてきます。
そして私の頭のすぐ上を通り抜けていきました。
「うわっ!」
びっくりして、トンビが飛んでいった後の方へ振りむこうとした瞬間です。
バサッと音がして、パンを持っていた右手に衝撃が伝わってきました。
なんだって思って右手を見ると、菓子パンが袋ごとありません。
空を見上げると、菓子パンの袋をひらひらさせながらトンビが飛び去って行きます。
もう…あっけにとられるってこのことだなって思いました。
でも、どうしようもありません。
気を取り直してもう一つの菓子パンを食べ始めていると、またさっきのトンビが私の近くを旋回しています!
今度また取られたら食事抜きになっちゃいます。。。
どうしよう。。。
その時、カラスが自分の巣に近くに来る人間を威嚇する時は、必ず後ろから威嚇してくるってことを思い出しました。
カラスは自分よりはるかに大きな人間に対して、真正面から向かって行くのではなく、前から一度頭上を通過し、すぐ反転して後ろからバサバサやるのです。
さっきのトンビも同じように、一度頭の上を通り超えて反転していました。
きっと真正面からは向かってこないのでしょう。
つまり正面からしか向かって来れないようにすれば良いんじゃないかと思いました。
そこで釣り座から少し離れたところにあったコンクリート壁を背中にして立つと、離れることはないものの、寄って来なくなりました。
ホッとして、でも警戒は怠らずにパンを食べました。
私と同じように、トンビに食料を奪われた人は多いんじゃないでしょうか。
もし食事中、トンビが近くにいたら食料をねらっているかもしれません。
そんな時は高い壁や木などを背にして、トンビが後ろ側に回り込めない位置に移動してみてください。
余程じゃない限りあきらめるはずです。
猫はボイリーを奪っていき、トンビは菓子パンを奪っていきました。
どっちも彼らにとってはそんなに美味しいものじゃないと思うのですが、人間からなら奪うことができるって知っているんでしょうか。
猫とトンビがいる場所で鯉釣りをするのなら、くれぐれもお気をつけて…。
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