久しぶりの鯉釣りであれこれ悩むことが懐かしくてうれしい
:2022/11/07 :釣行記
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ご無沙汰してしまいました。
先々週の日曜日、本当に久しぶりに鶴見川へ鯉釣りに行ってきました。
釣りに行くこと自体、多分2年ぶりだと思います。
実は両親が、今年4月と6月に相次いで亡くなりました。
実家は大阪なのですが、二人の高齢者施設探しや病院探し、見舞い、葬儀などで、頻繁に大阪へ足を運んでいました。
まだ色々なことが残っており、もう何度か足を運ばなくてはなりませんが、気分的にも少し落ち着いてきたので釣りに行けるようになりました。
ご存知のように、鯉釣りは道具が色々必要で、大荷物になってしまいます。
本当はもっと自然がいっぱいのところに行こうかとも思ったのですが、とりあえず鯉釣りを思い出すリハビリとして竿立てもいらず、長靴やウェーダーも不要で、手軽に竿を出せる都市型河川の鶴見川に行こうと考えました。
とはいうものの鶴見川の状況が全く理解できていません。
鶴見川は工事の大型船を通過させるためと、近年増えてきた大雨による洪水を防ぐため、泥が溜まってしまった浅場を頻繁に浚渫していることは官公庁のサイトで知っていました。
過去のこの時期に竿を出していたポイントは全て工事で浚渫されているようで、深くなりすぎて釣りにならないだろうとは思っていましたが、ヘチにエサを打てば何とかなるかもと、甘い考えもありました。
色々考えた結果、駐車場からも近く、以前何度か竿を出したことのある場所に入りました。
その場所も浚渫されているのですが、ヘチなら何とかなるかも思ったわけです。
ポイントに到着して水面を覗くと、ヘチには多少の浅場もあり、自転車等の障害物も多少残っていました。
これならいけるかもとワクワクして竿を出しましたが、全くアタリがありません。
鯉の姿も全く見えませんでした。
こりゃあダメだと思い、ガッカリして撤収してきました。
あまりにも悔しくて、先週土曜日の夕方、満潮からの下げのタイミングで様子を見にいき、先日入ったポイント付近を中心にして上手、下手を含め、かなり広範囲に歩いて回りました。
浅場は少し残ってはいるもののハミ跡は一切なく、50㎝~60㎝ほどの鯉が2本ほどいただけでした。
この場所はこれまで大型が多数上がっていた場所なのですが、様子が一変しています。
下手の少し離れた浅場で2~3本の80㎝台が浮いていた場所がありましたが、エサを取っている感じではなく、ただ浮いているだけでした。
こりゃあダメですね…。
これから冬に向けて新しいポイントを探さなければなりません。
鶴見川や多摩川は淡水流量が少なく、川の勾配も緩いので、海水がかなり上流まで上がってきます。
そのため下流にいくほど深場は釣りになりません。
しかし川が自然な状態で流れていれば、例えばカーブの内側などは浅くなり鯉のエサ場になるのですが、その場所が洪水対策で掘られて深くなってしまうと、とても釣りになりません。
おまけにこれまで竿を出していたポイントのほとんどが掘られてしまっているのです。
しかし鯉たちは、きっとどこかで何かのエサを取っているはずです。
その場所がどこで、どんなタイミングで、何を食べているのか、本格的な冬が来る前に探さなくてはなりません。
でもこういう難しさを久しぶりに実感できたことがうれしかったです。
もちろん釣りに行って釣れなかったのは残念ですが、いつでも簡単に釣れてしまうと、別に今行かなくても気が向いた時にでも行けばいいと思ってしまうかもしれません。
人の手による水底の変化であっても、釣るためにはどうすれば良いか、ああでもない、こうでもないと考えることをすごく懐かしく感じました。
鯉釣りを再開したんだって実感できました。
とはいっても、これまで記憶にないほどあちこち掘られてしまっているので、新しいポイントを見つかられるかどうかは別ですけれどwww
これからまた少しづつではありますが、ブログを更新しようと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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