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多摩川の鯉釣り 底質の重要性を再認識

:2015/12/11 

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天気予報では夜から大雨が降るとのことだったので、きのうの木曜日に多摩川に釣りに行ってきました。

本当は日曜日に行こうと思っていたんですが、もし大雨で増水してしまったら釣りにならないかもしれないし、仕事の合間の今のうちだって思ったんですよ。

行った場所は多摩川鯉釣り大会のために一度下見に行っていた場所です。
実は下見は夜に行ったのですが、雰囲気はすごくいい感じでした。
で、きのう現場に到着したのは朝9時半ごろ。
あと一時間で下げ止まりという時間です。

ここは、左右を葦に囲まれた凹みといった感じの場所です。
満潮時に葦の際を狙うと面白いかもって思っていたのですが…
到着して地形をじっくり見てみると、何だかちょっと深いんですよ…。

凹みの奥(つまり手前側です)は浅場になっていますが、そこからの傾斜がやや急です。
夜来たときは分からなかったのですが、ちょっと深いかも…。

例えば、バケツに水を汲むのに、水の中に立ちこまなくても汲めるんです。
これは明らかに浅場からの傾斜が急だってことです。
悩みながらも、今日はポイントを見極めるために来たのだから…と自分に言い聞かせて実釣開始です。

第一投を投入してしばらくすると友人が到着。
今年最後になりそうな釣りを一緒にやろうということになっていました。

潮が上げ始めてしばらくすると私の竿に何だか妙なアタリが…。
竿を手に取るとニゴイです。
ニゴイなんて釣ったの何年振りだろう…。

その後やっと80台が上がりました。


釣れたって喜んでいたんですが、その後が続きません。。。
しばらくしてまたニゴイが上がり…その後アタリは止まってしまいました…。
どうなっているんでしょう…。

地形的にはカーブの内側で、そのカーブが終わる少し上手です。
本来ならもっと浅場が広がっていてもいいはずの場所です。

ですが前述したように、浅場から深場への傾斜が妙に急なのです。
しかも…水底の泥が硬い。
仕掛けを投入して少し引きずるとオモリがどの位埋まっているのかが分かるのですが、ここでは比較的あっさりと引きずることができます。

大会時に入った場所と比べると少し底質が違うようです。
良く見ると、泥の色も少し違います。

友人も一本、鯉を上げましたが、その他はニゴイやフナまで釣れてくる始末。
こりゃ変です。
友人も私もそうなんですが、ニゴイやフナが何本も釣れるなんて何年振りでしょう。
明らかに鯉クンが頻繁に入ってくるエサ場ではありません。
釣れたのはハグレ君だけですし、ニゴイやフナが釣れるってことは鯉クンが入ってきていない証拠です。

当日の潮は大潮なので、下げに入ると結構早く動いています。
なのにフナまで釣れるって、おかしいです。
フナは流れの早いところでは釣れないのが普通なんですが…。
やっぱり竿を出してみるまでは分からないものですね。

グーグルで地形を見て流れを予想し、このポイントを選んだのですが、
想像通りの流れになっていないようです。
やっぱり下見は夜にするんじゃなくて、ちゃんと昼間にやって、せめてオモリを投げて底の感触を確かめるくらいはやっておかないとダメですね。

今回すごく参考になったのが、底質です。
川の場合、特に汽水域の場合はカーブでゴミなどが堆積するってことは、柔らかい泥になるってことです。
だからこそ色々な虫などがそこに生息しているわけですし、鯉クンの餌場になるのでしょう。
硬い底ってことは、ゴミが堆積していない証拠です。

多摩川には色々な底質の場所があります。
砂地のところや小石交じりのドロ底、瓦礫などです。
底質によって特定の虫やエビ類が豊富だったり、いなかったりします。
虫やエビが時期によっているかいないかが鯉クンの動きを変えています。

今回のポイントの底質は、その色も硬さも全く初めてのものでした。
とは言っても、今回入ったこのポイントが全くダメってことではありません。
川は生き物です。
日々状況が変化していますので、今はこんな感じの底質であったとしても、すぐに変わってしまうこともある
でしょう。

それを把握できていれば、釣果につないでいくことができるはずです。
今回の底質に関する情報を自分の釣りの引き出しにしっかり入れておこうと思います。

多摩川大会でもしこの場所に入っていたら、散々な結果だったなのかもしれません(笑)。
竿を出した経験のある場所でやってて良かったって感じです(爆)。
皆さんは私みたいな失敗をなさらないように…。

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