ダイワニュー投げ竿は鯉釣りにピッタリか?!
:2015/01/25 :タックル考察
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いよいよフィッシングショーが迫ってきましたね。
色んなメーカーの新製品を見ていて、個人的にすごく期待しているのが、
ダイワの新しい廉価版投げ竿「リバティクラブ サーフT」ってやつです。
カーボン含有率が低くて、色もブラック、しかも標準錘負荷は軽いものもラインナップされています。
すごく興味深々です。
並継竿なら自分で色を塗り替えることが出来ますが、振り出し竿の塗装は素人にはまず無理です。
今までの振り出し投げ竿は、調子や使い勝手が鯉釣りにピッタリであっても、色がやはり海で使うのにマッチする明るいブルーなどの派手な色しかありませんでした。
色がブラックなら鯉釣りに使っても違和感無いのにって思ってました。
問題はその調子ですね。
手元がしっかりしていて、軽く振った時に胴付近で変なたわみを感じさせないのが理想です。
このたわみがあると、色々な情報が正確に伝わってこないのと、やりとりの際にこちらの意図する通りに竿が動いてくれないからです。
穂先は柔軟に動くけれども、中程にたわみが無いのが理想です。
もしこんな調子だったら、私的にこれはもう買いです(笑)。
カーボン含有率の低いロッドは、鯉釣りで使うとその違いにびっくりしますよ。
すごくやり取りし易くなりますし、バレる気がしません。
それに、調子が前述のような調子だったら、色んな操作が格段にしやすくなります。
問題があるとすれば、ガイド数とリールシートの位置でしょうか。
振り出し投げ竿のガイド数は、ほとんどが5個です。
このガイド数の投げ竿で鯉クンとやりとりすると、竿の曲がりにラインが付いていかない…
つまり、ガイドを通っているラインの角度が急角度になりすぎるんです。
そうなると、竿のパワーをラインに伝えられなくなってしまいます。
それを防ぐために、ガイド数を増やそうと思っています。
#1はもともとTOPガイドと遊動ガイド2個の設定になっていますが、
それを遊動ガイドを3個に交換します。
もちろん、適切な位置で遊動ガイドが止まるよう、ガイドのパイプ径を見直さなくてはいけません。
#2は遊動ガイドが付いていませんが、新たに遊動ガイドを付け加えます。
これもパイプ径を計って#2の中間付近で止まるサイズを選択します。
こうすると、ガイドが7個になり、竿の曲がりにラインが沿うようになりますので、竿のパワーをラインにしっかりと乗せることができるようになります。
後はリールシート位置の変更です。
投げ竿は投げることを優先して作られていますので、ガイド数だけでなく、リールシート位置も高い位置にセットされています。
もちろん、このままの位置でも竿尻を股に挟んだりして鯉クンとやりとりすることが可能です。
ですが、それでは正直やりとりしづらいですよね。
そこでリールシートの位置を竿尻に近づけてセットし直します。
セットする位置は、自分がやりとりし易い位置です。
正直に言うと、
リールシート位置を竿尻に近づけると、バッドガイド(一番手元のガイド)までの位置が遠くなってしまうので、遠投する際などにはリールから出てくるラインをガイドが制御しづらくなり、竿を叩きながら飛んでいくようになるかもしれません。
またガイド数を増やすと、投げる際にガイドとラインが接触する部分が増えますから、それが抵抗になりますし、増やしたガイドの重量が増えてしまい、多少ですが重くなってしまいます。
つまりガイドを増やしたり、リールシート位置を下げると、結果的に飛距離がダウンしてしまう可能性が出てきます。
ですが鯉釣りで思い切り遠投しなくてはいけないケースは少ないでしょうし、そういうポイントを狙うのであれば、それなりの竿を使えば良いことです。
それよりもやり取りのしやすさや、コントロールのしやすさに重点を置いた方が良いと思っています。
とまあこんなふうに、ダイワの新しい投げ竿にすごく期待して、もう改造プランをあれこれ妄想してます(爆)。
こういう妄想は楽しいです。
早く手にとって調子を確かめてみたいです。。。
期待通りだったらいいのになぁ。。。
2015年4月29日 at 5:37 PM
以前コメントさせていただいたぱっこりと申します。
幼いころから釣りをやってきましたが、カーボン含有率やガイド数など考えたこともありませんでした。
正直、折れなければいいみたいな考えでしたがこの記事を拝見させて頂いて大変勉強になりました。
ぜひ、その後の竿の感想をお聞かせください!
それと、もしよろしければリンクをいただきたいのですが、いかがでしょうか?
よろしくお願いします。