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カープロッドでの遠投に大切なこと②

:2019/01/17 

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前回はカープロッドで遠投する際、といっても私のように完全なオーバースローで投げる場合の注意点として、前傾姿勢になりすぎないことをご説明しました。

 

今回はロッドの握りについてご説明しようと思います。

これも練習を重ねてたどり着いた私なりの考えですので、異論がある方もいるかもしれませんが、笑って読んでいただければありがたいです。

 

右手の握りが大事

私が今意識しているのは右手の握りです。

私は右利きですから、リールシートは右手で握ることになります。

遠投に際して、私自身は右手の押し出しと左手の引き付けの両方が大事だと思っています。

つまり右手だけで投げてはダメだし、左手の引き付けだけで投げるのもダメです。

右手と左手がバランスよく働いた時に遠投できるのだと思っています。

そのために大事なのが右手でのロッドの握りなのです。

右手の握りで意識しているのは以下の点です。

・右手の握りはしっかり握ること

・リールの足を薬指と小指の間で挟むこと

この2点が、今私が注意していることです。

 

右手をしっかり握る意味とは

ではどうして右手をしっかり握ることが大事なのか、ご説明しましょう。

右利きの人は右腕の方が圧倒的に器用で、力も強いです。

左手でロッドエンドを引き付ける動作も必要ですが、右手の力を活かさないと遠投できるはずはありません。

カープロッドで100g近くの重さがあるオモリと仕掛けを投げる時には、かなり大きな負荷がロッドに掛かってきます。

その負荷をもろともせずに100m以上投げたいのに、ロッドをユルユルに握っていてはエネルギーがロスしてしまい、フルスイングすることができません。

しっかり握っておけば、腕の動きをしっかりとロッドに伝えることができます。

しかもそれだけではありません。

遠投はロッドの反発を引き出してやることが最も重要です。

しかしロッドが曲がった状態から戻ろうとしたとき、つまり反発しようとしたときにロッドをしっかり握っていないと手の中でロッドが動いてしまい、反発しようとする動きにロスが生じてしまうのです。

これではせっかくロッドを曲げたのに、曲げた分の反発を活かしきれません。

ロッドをしっかり握って投げることの意味がお分かりいただけるかと思います。

しかし注意が必要なのは、しっかり握るといっても、ガチガチに力を入れて握ってしまうと腕にも力が入ってしまいます。

あくまでも緩まないよう密着させ、しっかり握っておくことが大事です。

 

リールの足を薬指と小指の間で挟む意味とは

以前、このブログで「握りを変えてミス解消と平均飛距離を伸ばす」という記事を書かせていただきました。

この記事の中では、スプールのラインが巻かれた位置によっては、遠投時に指に掛けたラインの負荷が強くてスッポ抜けるため、それを防ぐために小指と薬指の間でリールの足を挟みましょうと説明しています。

実はこの薬指と小指の間でリールの足を挟む握りは、もう一つメリットがあります。

それは中指と薬指の間で挟む場合より、指を一本多く握ることができるため、ロッドをしっかりと握ることができるのです。

中指と薬指の間でリールの足を挟むと「人差し指と中指、リールの足、薬指と小指」の順に並びます。

つまり指は2本づつでロッドを握ることになります。

薬指と小指の間でリールの足を挟むと「人差し指と中指と薬指、リールの足、小指」の順に並びます。

この場合、人差し指側は指3本で握ることになるわけです。

2本の指で握るより、3本の指でまとめて握るほうがロッドはしっかり握ることができるのが分かるでしょう。

 

右手をしっかり握れば飛距離は伸びる

私が今キャスティング練習で意識していることをご紹介しました。

前回の前傾姿勢もそうですが、今回の右手をしっかり握ることもすぐにでも出来ることです。

右手でロッドをしっかり握ってキャストすれば、飛距離は伸びるはずです。

もし冬の間にキャスティング練習することがあれば、是非一度試してみてください。

 

 

次回は遠投の際のオモリについて紹介します。

 

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