鯉釣りをもっと自由に楽しみたいブログ

カープロッドにセットするリールは軽ければいいのか

:2018/09/22 

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やっと少しだけ仕事が落ち着いてきました。

でもまだ釣りに行けるほどの時間の余裕はないですけど…。

 

少しだけ時間ができたので、久しぶりにブログを書こうと思います。

今回のテーマは「カープロッドにセットするリールは軽ければいいのか」です。

 

軽いリールの方がファイトもしやすい?

 

まず、なぜこのことをテーマにしたかということからお話しします。

 

私がカープロッド(3.5lb.)を使う際、セットしているリールは「TICA ABYSS」という大型スピニングです。

もう古くなってしまったこのリールは非常に重く、ラインを巻いた状態で計ってみると779gもありました。

カープロッドを使う際には必ずこのリールを組み合わせていました。

この組み合わせでは、カープロッドが胴からしっとりと曲がって強い引きを受け流してくれ、すごくファイトしやすいので気に入っていました。

 

しかし一度だけ、このカープロッドにもっと小さなリールを組み合わせて使ったことがあります。

鶴見川など、ヘチ付近を釣ることがメインの時に使っているシマノ「パワーエアロアルブリードCI4」というモデルです。

ラインを巻いた状態で重さを計ってみると519gです。

「TICA ABYSS」との重量差は260gもあります。

 

「パワーエアロアルブリードCI4」をセットしたのは、カカリが多い場所での夜釣りの時でした。

軽いリールの方がタックルの総重量も軽くなるため、鯉の動きに素早く対応できてファイトもしやすいだろうと思ったからです。

結論から言うと、大失敗でした。

 

やり取り中に感じるタックルの重量は軽くなりましたが、ロッドの反発が強すぎてピンピン跳ねまくってしまいました。

特に鯉が頭を振った時など、ラインが緩んだ瞬間にロッドが跳ねてしまうのです。

バレるんじゃないかとヒヤヒヤものでした。

こんな感触は「TICA ABYSS」をセットしていた時には一度も感じたことがありませんでした。

 

それ以来、私のカープロッドには絶対「パワーエアロアルブリードCI4」をセットしないようにしています。

 

なぜロッドが跳ねたのか

私のカープロッド(3.5lb.)に重量の違うリールをセットすると、どうしてこんなに感触が異なるのでしょうか。

 

ここからは私の推論でしかないのですが…

 

カープロッドは非常にスローテーパーに造られています。

そのため、ロッドの重心位置が投げ竿や鯉竿などと比べるとかなりティップ寄りにあるのでしょう。

このロッドに重いリールをセットすると、重心位置がリール側に寄ってきます。

 

一方、軽いリールをセットした時は、あまりリール側に寄ってこないのでしょう。

そのため鯉が首を振ってラインが緩む瞬間に、ロッドの重心も一緒に戻ってしまう、つまり戻りが強く感じられるのではないかと思っています。

 

重いリールをセットした時に感じたしっとりした感触がなくなって、ピンピンと跳ねるように感じてしまうのは、こういうことが原因ではないかと思っています。

 

3lb.と3.5lb.で理想のリール重量は違うのかも

私は3.5lb.のカープロッドしか持っていませんので、3ポンドのカープロッドで重量の違うリールをセットした場合の感触は分かりません。

 

ただ、3lb.のカープロッドの方が3.5lb.のロッドより柔らかい、すなわち反発力も少ないと考えれば、「TICA ABYSS」より軽いリールの方が鯉とのファイトはやりやすいのではないでしょうか。

また3lb.のロッドに重いリールをセットすると、ロッドが頼りないものに感じるような気がします。

 

もちろん、カープロッドの重心位置もロッドの径やデザインによっても異なってくるはずです。

これらを合わせて考えると、ロッドごとに理想的なリールの重量は変わってくるのかもしれません。

 

本当に軽いリールの方が良い?

リールは時代の流れでしょうか、どんどん軽いものが増えてきています。

カープロッドに400g台のリールをセットしている方もいらっしゃいます。

タックル全体の重量が軽い方が、鯉の動きに素早く対応できるかもしれませんし、遠投の際にも有利かもしれません。

 

でも私は上で説明したように、ロッドとのバランスさえ取れるのであれば、重いリールにもメリットがあり、一概に軽いリールの方が良いとは言えないと思っています。

 

ロッドバランスも考えるべきかも

リール重量によってやり取りのしやすさが変化することから、カープロッドにはそれぞれマッチするリールの重さがあるように思います。

カープロッドはメーカーやブランド、価格帯などによって設計が異なるはずです。

もちろん重心位置も異なるでしょう。

そうなると、最適なリール重量も変わってくるはずです。

 

私が昔ハマっていたゴルフを例にとると、総重量が軽いクラブであっても、振ってみたら重く感じるものがあります。

総重量が重いクラブでも、振ると軽く感じるものもあります。

またクラブのグリップを今までより軽いものに交換すると、振ったときに重く感じるようになります。

一方グリップを重いものにすると、軽く感じるようになります。

これはすべてバランスの影響です。

バランスの違いで振ってみると重く感じたり、軽く感じたりするわけです。

カープロッドとリールの重量の関係もこれと同じで、ロッドごとに理想のリール重量があるのではないでしょうか。

 

もちろん人によって好みがあるでしょうし、理想的なロッドの調子も異なるはずです。

しかしあまりにも扱いづらいロッドになってしまうリールとの組み合わせは問題でしょう。

 

もし今使っているカープロッドがやり取りしづらいと感じるなら、試しにリールの重量を変えてみてください。

ロッドが全く別物に感じるはずです。

 

 

今回のブログは、私の経験から考えたことです。

間違っていることも多いかもしれませんが、考え方の一つとして笑って読んでいただければうれしいです。

 

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