鯉釣り用NEWロッドを購入して思ったこと
:2013/12/19 :タックル考察
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久しぶりの投稿になってしまいました。
HPとともにブログもしばらく更新していなかったので、ご無沙汰してしまいました。
ですが、色んな事が落ち着いてきたので、また再開しようと思っていますので、よろしくお願いします。
実は少し前に鯉釣り用の新しいロッドを購入しました。
以前からお手軽ロッドとして活躍してくれていたシマノ スピンジョイ405FX-Tですが、
秋に河口湖に行ってベイトフィーディング用として使っていた際、SPODをセットしたまま短く縮めて置いて
いたら、撤収の際に穂先がまた折れていることに気が付きました。
直したばかりだったのに、ガッカリ…。
釣具屋で穂先だけ購入してみると、何だか微妙に色が違います。
どうも長く使っている間に、ブランクスが陽に焼けてしまったのか、
メーカーが塗装の色を微妙に変えてしまったのか分かりませんが…
明らかに青が強くなっています。
だめじゃん、こりゃ…
ということで、長年活躍してもらったスピンジョイ405FX-Tを引退させようと、新しいロッドを探しました。
最初はまた投げ竿を買おうかとも思ったのですが、
考えた末に購入したのが「EUROSPORT CRAZYCARP NEO」3.6mです。
五本継で仕舞い寸法が短いし、海の投げ竿よりは鯉釣りに向いた色だし…
なにより、私が望む「お手軽」ってコンセプトにマッチしてます。
上位クラスに「CARP HEADS」というのもありましたが、そちらは遊動Kガイドがセットされています。
ただ、一番手元の二本足ガイドだけはスレッドで巻かれています。
この一つだけ二本足のガイドが使われているのが、どう調子に影響するかですね。。。
CRAZYCARPとCARP HEADSの違いは、ガイドだけでなく、テーパー度も違うようです。
スペックを見ると、
穂先径が2.4mm(CRAZYCARP)、2.8mm(CARP HEADS)
元径 は19.2mm 18.4mm
仕舞い寸法82.5cm 86cm
スペックを見る限り、CARP HEADSの方がスローテーパーですし、
カープロッドに近い調子なのかもしれません。
私自身としては、カープロッドはちゃんとロッドポッドやバンクスティックにアラームをセットして使いたいって思っています。
それに、良く行く鶴見川では竿立ても使わないことがありますし、カープロッドを手摺に立てかけて使うのはちょっと…
などなどを考慮して、この時点でCARP HEADSは却下しました(笑)。
値段も廉価なCRAZY CARPを2本購入しました。
スペック上では、一般的な投げ竿よりもややスローテーパー気味だし、どんな調子だろうとワクワクしながら到着を待ちました。
(ロッドの写真を撮っていないので、文字ばかりになってしまいますが、すみません。。。)
実際に届いたロッドを見ると、ブランクスの色がツートンカラーです。
元節の色は、黒ベースで、上面だけにホログラムが施されています。
元節以外はシマノ鯉列伝のような色です。
鯉列伝の金色っぽい光り方を少し押さえた感じでしょうか。
ガイド数は7ガイドです。
見た目的には、カープロッドと磯竿、それに投げ竿を足したような印象かな。。。
まあ、色は海の投げ竿よりは鯉釣りに向いているかも…。
私としては全部黒一色にすればいいのにって思いましたが…。
調子を見てみようと、部屋で伸ばし、ブルブルと振ってみます。
う~ん、投げ竿より少し真ん中付近が頼りない感じがするかな…?
とは言っても、調子は硬めの感じです。
で、このロッドを使って、2度ほど釣りに行ってきました。
テストでは80台が二本と70台二本が協力してくれました(笑)。
使った感想ですが、
投げ竿よりやや手元に近いところから曲がり始めます。
それと、部屋でブルンブルンとさせたときに感じた真ん中付近の頼りなさは全く感じませんでした。
鯉クンを掛けると、全く反対で、元節とその上の節付近で一気に硬さを感じます。
多分、5本継ってことが影響してるのでしょう。
継数が多いってことは、それだけブランクスの重なっている部分が多くあるってことです。
その部分はどうしても硬くなってしまいます。
部屋でブルンブルンさせたときには分からなかった継部分の硬さを、ファイトしていると感じるって
ことでしょうか。
投げ竿で重いものを吊り下げると分かりますが、
最初は穂先が曲がり、そこからもっと負荷をかけると、手元に向かって徐々に半円を描くように
曲がり始めます。
極端に負荷をかけると、結構曲がります。
ところがこのロッドは少し違います。
最初に投げ竿より少し下で曲がり始め、
そこからどんどん付加をかけていくと、徐々に曲がりの部分が手元側に向かって降りてきます。
ここまでの過程は、投げ竿とそれほど変わりません。
ですが、そこからもっと曲がろうとした時、一気に硬くなるような印象を受けました。
要するに、手元近くまで曲げるためには、結構な重さが急に必要になるって印象です。
これは、普通そこまで曲げないだろうと思うところまで、わざと強引なやりとりしてみた、
あくまでも私なりの感想です。
やり取りのフィーリングも人それぞれでしょうし、ドラグの締め具合も皆さん違うでしょう。
どこまで竿を曲げながらやりとりするのかも、人によって違うはずですので、
あくまでも私の感想と思って読んでください。
ですが、5本継のお手軽ロッドとは言え、これだけしっかりしているのであれば、充分大物とも対峙できるのではないでしょうか。
当分このロッドは使いたおしてみようと思っています(笑)。
で…ここから先は好みの問題になるでしょうが…
ヨーロッパのカープロッドが二本継になってる意味は充分わかります。
最も調子をキレイに出したいなら、ワンピースロッドが最高だっていうのも良く分かります。
ですが、鯉釣り用のロッドにそこまでシビアにロッドの調子を求めるつもりはありません。
とは言っても、ロッド全体で鯉クンのトルクフルな引きをジワッと受け止められる…
そんなロッドがあればいいなぁって思います。
私自身はこのCRAZY CARPが4本継になればもっといいのにって、すごく思いました…。
4本継になると、もっと竿の曲がりがスムーズになるはずだって…。
もしくは、上位機種の「CARP HEADS」を4本継にして、
遊動Kガイドではなく、普通の遊動ガイドにして、TOPガイトのみSicにして…
ガイド数は一つ減らして6ガイトでも構いません。
バッドのパワーが行かせるので、欲を言えば、7ガイドのままがいいかな。。。
こうすると、すごく面白いロッドができるんじゃないかなって…。
実際にCARP HEADSを使ったことないので、分かりませんけど…。
あ、あとは色ですね。
ブランクスの色は、黒やカーボン調、エンジ、緑、茶色などの渋めの色で作って欲しかった…。
もしツートンカラーにするのなら、元節の一部分だけに派手な色を使うっていうのはいかがでしょう?
例えば、ブランクス全体は黒で、元節だけにオレンジを使うとか。
カッコよくないですか?
でも、そもそも5本継ロッドの調子を維持したまま4本継にできるものなのかな…。
このあたりは、ブランクスの設計に関ってくるのでしょうから、私も分かりませんが…。
もしこのブログをアルファタックルの人が読んでいるとムッとされるのかもしれませんが…(笑)
私、CRAZY CARPのようなロッド、大好きですよ。
お世辞じゃありません。。。
だから使いたおそうって思ってるので…。
誤解しないで下さいね…。
だけど、もっと使いやすくて、もっとカッコよくするためにはどうすればいいんだろうってことを、
私になりに考えてみました。
鯉釣り用の4本継3.6mの振り出しロッド、是非考えてみてください。。。
お願いします。。。
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